本日の相場観

 

こんにちは、Shiroです。今週も1週間が始まりましたね。

先週は米雇用統計がとても好調な数字となり、9月の利上げがほぼ確実視された模様です。雇用者数はもちろんですが、特に平均時給の伸びがサプライズ。米国経済の力強さを改めて思い知らされます。

しかし、そんな明るい空気も一転。トランプ大統領が中国に対する追加関税を示唆した事で一気にリスクオフムードとなりました。

これまで対中関税に関しては第1弾(340億ドル)、第2弾(160億ドル)、第3弾(2000億ドル)と課してきたわけですが、先週末に示唆されたのは第4弾となる2670億ドルの関税。

今までの分も合計すると全部で5170億ドルとなり、これは中国の対米輸出額を上回る規模という事でもし発動される事になれば多くの国や人が影響を受ける結果になるでしょう。トランプ大統領の本気度が伝わってきます。

そんなこんなで、今週も積極的にリスクを取るのは難しそうな感じ。ECBやBOEといった金融政策イベントを控えている事もあり、慎重にいきたいですね。

 

さて、本日の相場ですが、目玉となる動きはポンドの高騰。これはバルニエEU首席交渉官が「6-8週間でのブレグジット合意が現実的」と発言した事が原因となっています。

ここ最近、EU離脱をめぐる報道がネガティブ・ポジティブ含めて頻発しているわけですが、今回はポジティブな内容。

この手の話は二転三転するので実際どうなのかはわかりませんが、とりあえず出てきた情報に対して反応するしか無いのが現状です。

ちなみに、同じ欧州通貨という事でユーロもつれ高となりました。こちらは先週末にトリア伊財務相が財政規律順守に向けて前向きな見解をした事も相場の支えとなった模様です。

 

ポンドとユーロが強かった一方、最弱通貨となったのはスイスフラン。なぜこんなにも弱かったのかは情報が少ないため不明ですが、Brexitをめぐるポジティヴな情報が好感されてリスクオンの売りが入ったと考えるのが妥当だと思います。

 

その他通貨に関しては特に大きな動きは無し。

豪ドルは中国のCPIが予想を上回った事で強含むかと思いましたが、そこまで買いの動きが強まる事もなく最終的には小動きとなりました。やはり米中貿易摩擦への懸念が上値を抑えているのでしょう。

カナダドルはNAFTA交渉中という事もあり、やはり大きく動くのは難しい。材料待ちだと思います。

NZドルは早朝に発表された製造業売上高が予想を上振れたものの、反応薄。金融政策的に利上げはだいぶ先といった予想が出ていますから、買う理由も無いのでしょう。同じオセアニア通貨の豪ドルが重いのもいまいちNZドルを買いたくない要因の一つです。

為替に関してはこんなところでしょうか。

 

そうそう、気になるニュースが。

NY時間終盤のタイミングですが、サンダース米大統領報道官から「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からトランプ大統領に2回目の会合を打診する連絡があった」といった発言が出てきました。

今年6月に米朝首脳会談が行われ、そこで非核化に向けた合意がなされたわけですが、最近まで特に具体的な成果は出ていませんでした。それどころか、「北朝鮮が再び核実験を行っている」といった噂まで飛び交う始末。

もっとも、トランプ大統領は金正恩との仲の良さをアピールするなど、上手くいっているのかいっていないのか良く分からない展開が続いているわけです。

で、ここにきて二回目の会談の提案。トランプ大統領は全ては自分の功績にしたいと考えるはずですから、おそらく再び会談に臨む事でしょう。

もし実現するのであれば、地政学リスクの後退という点では大きな意味を持つかもしれません。

目下、リスク材料ばかりですので楽観視は禁物ですが、もしかしたら明るいニュースが出てくるかもしれないという事だけは頭に入れておきたいと思います。

 

本日のトレード(±0円)

新規ポジションは無し、エントリータイミングを探っています。

本命は豪ドル円のショート。米中貿易摩擦が強まれば、中国と貿易関係の深い豪ドルが売りを浴びるのはセオリーです。リスクオフの動きで円買いが強まれば最大効率で狙えるのは間違いありません。

どうせ取るなら結構な値幅を取りたいので、戻りも大きくなったところを狙いたいです。

もしかしたら浅くしか戻らずにチャンスを逃すかもしれませんが、ここは焦らず慎重にいきたいところ。ショートもだいぶ溜まってるでしょうからね。

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