編集長
この記事ではアニメ『revisions リヴィジョンズ』は面白いか、つまらないか、個人的な感想について重大なネタバレを伏せながら語っていきたいと思います。

 

ストーリー概要

ジャンル SF、群像劇、ロボット
制作 「白組」
監督 谷口悟朗
構成 深見真、橋本太知
デザイン 近岡直、白井順 、新井陽平
音楽 菊地梓
話数 全12話
声優 内山昂輝、小松未可子、島﨑信長、高橋李依、石見舞菜香、斉藤壮馬、日笠陽子、田村ゆかり、大塚芳忠、櫻井孝宏、遠藤綾、てらそままさき、飛田展男、寺崎裕香
あらすじを読む
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」 幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂嶋大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──「渋谷転送」に巻き込まれる。 渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。 理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの 女性・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。 孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。少年少女たちは、「現在(いま)」を取り戻すために「未来」と戦う。必ず、元の時代へ戻る──(引用:公式サイト)
一言でまとめるならこんなアニメ
300年後の未来に飛ばされてしまった渋谷の人々が生き残りをかけて謎の敵「リヴィジョンズ」たちと戦っていく青春"災害"群像劇

 

300年後の未来へ飛ばされた渋谷の街

リヴィジョンズ 渋谷

本作の舞台となるのは、300年後の未来へと飛ばされてしまった渋谷の街。

 

広大な荒野と廃墟に囲まれた絶望的な環境の中、どうにかして元の時代へ戻ろうとする人々の様子が描かれていきます。

 

人々を襲う謎の敵「リヴィジョンズ」

リヴィジョンズ シヴィリアン キモイ

300年後の未来では、「リヴィジョンズ」と呼ばれる未来人が待ち受けていました。

 

機械の体を持つ不気味な化け物によって、渋谷の人々は蹂躙されていく事になります。

 

人型機動兵器「ストリング・パペット」

リヴィジョンズ ストリングパペット

リヴィジョンズたちと戦い抜くべく、主人公「堂島大介」をはじめとする「S.D.S(渋谷ディフェンスサービス)」のメンバーが剣として手に入れたのは人型機動兵器「ストリング・パペット」でした。

 

搭乗するためには条件があり、大介を含めた5人の若者しか操る事ができないため、渋谷の未来は少年少女たちの手にゆだねられる事になります。

編集長
未知の世界へと飛ばされた少年少女がロボットに乗って正体不明の敵と戦っていくという、ある意味では王道なストーリーです。

作品の見どころ

 

どこまでも絶望的な世界

リヴィジョンズ シビリアン

まず、世界の一部だけが時空を超えるという設定が非常に面白いです。

 

わかる人にはわかるかもしれませんが、それこそPS2ゲーム「真・女神転生3」をプレイした時のようなワクワク感がそこにはありました。

 

資材にも限りがある中で、どのように不気味な化け物たちと戦い、そして生き抜くのか。閉鎖的な空間の中で浮かび上がる人間の汚い部分などもドロドロと描かれています。

 

SFやパニック的な要素が豊富に散りばめられているため、シリアスな作風が好きな方には楽しめるはず。

 

とにかく主人公がウザい

リヴィジョンズ 大介 ウザい

今作における最大の特徴とも言うべきか、主人公である堂島大介の性格がとにかくウザいです。

 

極度のメサイアコンプレックス(救世主妄想)に陥っており、自分が正義のヒーローだと信じて疑わない。

 

ゆえに自分が活躍するためであればどんなに危険な行為でも平気で行い、他人から注意を受けても全く耳を貸さないばかりか、挙句の果てには子供のように拗ねてしまいます。

 

もちろん、最終的には厳しい現実にぶち当たりながらしっかりと成長を遂げる事にはなるのですが、それもかなり後半に入ってからなので前半は見ていてイライラが貯まってしまう人もいるかもしれません。

 

ただ、自分としては「こんなクソ野郎が果たしてどのように変わっていくのかが逆に気になる」といった感じで見れましたね。

 

「あえて嫌われるような人物を制作側は意図して描いている」という事をあらかじめ頭に入れて視聴すると、客観的に見れてあまりイライラしないのでおすすめです。

 

個人的に好きなキャラクター

黒岩亮平(CV:てらそままさき)

リヴィジョンズ 8話 黒岩

渋谷警察署の署長であり、S.D.Sのトップを務める人物。

 

未来へ飛ばされた渋谷の街の大黒柱とも呼べる存在で、恐怖におびえた人々が誤った選択へ走る一方、あくまでも合理的な判断を下すべく奔走します。

 

この人が居なかったら渋谷民はたちまちバラバラになってしまっていたでしょう。

 

また、後半は身勝手な大介が考えを改める上でのキッカケを与えてくれます。

 

張・露・シュタイナー(CV:高橋李依)

大介の幼馴染の1人であり、S.D.Sのメンバー。

 

とにかく有能で、兄の凱(ガイ)と息の合った連携により敵と戦います。

 

喜怒哀楽が激し過ぎる他のメンバーに比べ、全体的に安定したキャラクター性を持つので見ていて落ち着きました。

 

あとCV:高橋李依なので単純に声が可愛いです。

 

浅野慶作(CV:斉藤壮馬)

リヴィジョンズ 浅野慶作

大介の幼馴染の1人であり、S.D.Sのメンバー。

 

いわゆる仲介役ポジションで、危機的状況の中で起こる人間関係の悪化をたびたび修復してくれる良いヤツです。

 

前半こそそこまで目立った活躍は無かったものの、後半にかけて実は超重要人物である事が判明し、物語のカギを握ります。

総評

 

最後まで視聴してみてみてまず思ったのは「ちょっと後味が悪いな」といった感想です。

 

ネタバレになるので詳しくは伏せますが、やや報われない終わり方になっているんですよね。あるいは、最初から続編を意図しての制作なのかもしれません。

 

明らかに「これは2期あるかも」と匂わせる感じの描写だったので、その消化不良感がいずれ解消される事を願います。

 

 

総評としては、あまり深く考えず見る分には普通に楽しめる作品でした。

 

絶望感漂う中で少年少女たちが頑張っていく話というのは王道ですしね。

 

「ウザい主人公」はアニメ史上何人もいると思いますが、堂島大介はその中でも多分トップクラスにウザいでしょう。それがまた新鮮で個人的には面白かったです。

 

ただ、後半の方はやや急ぎ足な展開で少し雑に感じてしまったのが残念でした。

 

重めのテーマに対して尺が全12話と短いため、説明不足に感じる部分も結構あり、人によってはその辺がイマイチに感じてしまうかも。

編集長
自分はあまり細かい事をツッコまずに見たままを楽しめる人間なので合っていましたが、評論家気質のある人はご注意ください。

まとめ

 

以上、アニメ『revisions リヴィジョンズ』に関する個人的な感想などをお伝えさせていただきました。

 

全編3ⅮCGで制作された作品という事もあり、グラフィックは非常に綺麗です。

 

テーマがテーマなので好き嫌いは別れるかもしれませんが、SFやパニック系の作品が好きな方は一度見てみてはいかがでしょうか。

 

少しでも参考になれば幸いです。

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