
フェアリーゴーン7話 あらすじ
各シーンの振り返り
再び勃発した人工妖精の暴走事故。その陰には必ず怪しげな男が存在します。どうやら笛のようなものを使って操っている様子。
とりあえずその場はオズ・メア(ハゲのおっさん)のおかげで何とかなりました。この人なぜかほとんど喋らないのでどんな人物なのかわからないんですよね(笑)
前回、「黒の妖精書」をオークションで落札した黒幕として浮上していたギルバート・ウォーロックという人物が姿を現しました。
実はマフィア「グイ・カーリン」における幹部の1人であり、スウィーティとも面識がある様子。
マフィアでありながら政府関係者ともパイプを持つ権力者らしく、なかなか一筋縄ではいかなそうな人物です。



お約束とも言える罪の擦りつけ合い。先の人工妖精暴走事故に関して、妖精省と軍部省のお偉いさんたちがああだこうだと揉め始めます。
「省の垣根を越えて連携を取り合うのが貴様らの義務だろうに…」と年寄りどもの喧嘩を横目に呆れるネイン局長。
ギルバート・ウォーロックは権力者ゆえに近寄りがたい、先日捕えた代理人ダイスも頑なに口を割らないで捜査に難航するドロテア第一部隊。
出ました。毎話怪しい行動を取り続ける男、ハインプランツ公シュヴァルツディーゼ。
自身の邸宅にネイン局長を呼び出し、軍部省を後押しするように持ち掛けます。
「ドロテアは中立なので…」と一蹴するネイン局長。この人は最後まで有能な方で居て欲しいですね。



誤作動の原因究明のために新型人工妖精の調査にあたる妖精省およびドロテアの面々。
長年、人工妖精の整備技師を務めてきたハンス・エフメドによれば「人工妖精は同調した奏者以外には動かせない。故障はあり得るが、それが3体ともなると…」との事。
明らかに事件性を感じさせる発言です。
久々に登場したウルフラン。相変わらずその行動の真意がわかりにくいですが、彼が所属するのは違法人工妖精の取引を生業とするマフィア「アーケイム」という事もあり、今回の事件に何かしらの関与をしているのは間違い無さそうです。
終戦記念式典の日に向けて一体何を企んでいるのでしょうか。

元保安局に所属していた経歴を利用したチェイスの調査により、1人の男が重要参考人として浮上しました。
その名もエディー・ロイドと呼ばれる人物で、首相直々に統一献身技師勲章まで授与された妖精技師の第一人者であるにもかからわらず、その後は事実上の左遷。
不満を覚えた彼は依願退職し、その後はアーケイムに身を寄せていたとされていたようですが、どうやらこいつが今回の事件において重要な鍵を握っているのではないかと思われます。
何とかギルバートへ通じる手掛かりを探ろうとするドロテア。
そんな時、スウィーティから「ギルバートと引き合わせる代わりに、黒の妖精書を手に入れた際は一度目を通させて欲しい」と協力関係を持ちかけられます。
前回に引き続きマーリヤとクラーラの組み合わせ。おめかしをしてギルバートの邸宅へと向かいます。
スウィーティは2人を「手土産」と称し、黒の妖精書を見せて欲しいと交渉を持ち掛けますが、ギルバートはそれを拒否し戦闘態勢へ。
ここで本編は終了です。
ほんのわずかですが、Cパートで登場したスウィーティの過去。これまでかなり登場頻度の高いキャラクターなので、もっと深く掘り下げて欲しいものですね。
個人的な感想
前回に引き続き妖精を使ったバトル要素はほとんど無しという事で視覚的にはやや退屈とも思える回でしたが、とにもかくにも怪しい人物ばっかりが登場して色々と考察がはかどりました。
シュヴァルツ・ディーゼに関してはほぼ確定で何かしら悪い事を企んでますね。何やら軍部省と密接な関係を築き上げているみたいですけど、最終的に国を乗っ取ろうとでも考えているのでしょうか。
今回その姿が明らかになったギルバート・ウォーロックも「いかにも」な感じの権力者でした。黒の妖精書が果たしてどんなものなのかが未だにわからないので何とも言えませんが、物語の根幹部分にそれなりに関わってきそうです。
あと、個人的に気になったのが次回予告。
この作品の次回予告は毎回何人かのキャラがそれぞれのセリフを吐くような構成になっているのですが、なんと今回はその中にテッド・リビングストン(CV:KENN)と思わしき人物の声が入っていたんですね。
「お前たち(おそらく人工妖精の事か?)の出番だ…」というまさに悪役らしいセリフ。
一体誰の事だがわからないという人のために一応画像を載せておきます。
統一ゼスキア軍属の若い人工妖精技師。イーストエンド基地で整備主任ハンスと一緒に整備士として働いている。
(出典:フェアリーゴーン公式Twitter)
コイツですね。イーストエンド基地にて整備士として働いていた男の1人です。
モブっぽい見た目にもかかわらずCVにKENNさんを起用していたので何かしらありそうだと思っていましたが、まさかコイツが犯人だったとは。
そういえば、ウルフランと一緒にいた謎の人物。多分テッドなんじゃないかなと考えています。
シャツの胸元空け具合とか、チラッと見えてる髪の毛がテッドそっくりなんですよね。地味そうなキャラが実は…みたいな展開は大好きなので、次回に期待したいところ。