本日の相場観

こんにちは、Shiroです。

本日は金曜日と言う事で週末らしいポジション調整相場となりましたね。目下においては懸念材料山積みでリスクオフの動きがメインだったわけですが、ここに来て一服した模様。

円安、ドル安、スイスフラン安の典型的なリスクオン相場です。背景となったのは株が全般的に堅調に推移した事。

昨日のNY時間からの株下落が非常にキツかっただけに、本日も株安(特に日本株)が見込まれたわけですが、結果的には小幅な動きに止まり更なる下落といった展開にはなりませんでした。

ここ最近の懸念材料だった為替報告書に関して、麻生財務大臣が「米国の為替報告書で、日本の為替政策が制約されるものでない」「日米通商協議は、2019年1月半ばから始まる予定」と発言した事なども相場の支援材料になったと思われます。

 

注目されていた中国の経済指標に関しては、7-9月期中国GDPが+6.5%と予想+6.6%を下回るも、一方で9月中国小売売上高は+9.2%と予想+9.0%を上回るなど強弱まちまちな結果に。そのせいか株価への影響は限定的でした。

それよりも材料視されたのは、中国人民銀行、銀行保険監督管理委員会、証券監督管理委員会によるマーケットへの支援声明。株式担保の割合が大きい企業を中心に金融面の圧力緩和に向けた措置を講じる方針を示しました。

中国、市場の信頼回復へ一連の措置

また、中国の劉鶴副首相は「中国と米国は接触中である」と述べるなど米中貿易摩擦への過度な懸念が後退。

これらを受け、下落で始まった上海総合指数は反発し、一時は2.6%高まで上げ幅を拡大するなど10週間余りで最大の反発を見せました。

 

なお、毎日のように欧州時間から売りを浴びせられている欧州通貨ですが、今日も例に漏れずユーロ売り・ポンド売りでスタート。

イタリア予算問題を背景にイタリア株、国債ともに3日連続で下落から始まった事で特にユーロの売りが目立ちました。(イタリアの10年債利回りは一時3.808%前後と2014年2月上旬以来4年8カ月ぶりの水準まで上昇)

 

もっとも、後にモスコビシ欧州委員(経済・通貨担当)が「イタリア来年度予算を巡る対立を緩和したい」と述べた事、「イタリア政府は2019年の財政赤字目標をGDP比2.4%から2.1%に変更することを検討」との報道が流れた事で急反発。結局は欧州時間の入りが安値になる結果となりました。

イタリア予算問題に関する懸念はもうすでにある程度織り込まれている事や週末を前にしたポジション調整の思惑が強かったのかもしれません。

 

ポンドに関しても、「メイ英首相は欧州連合(EU)とブレグジット合意のためアイルランド国境問題を巡る要求を取り下げる用意」との報道をきっかけに全般ポンド買いが広まり、直近における下落分をある程度埋めました。

 

米中貿易摩擦、イタリア予算問題、ブレグジット交渉といった、目下における懸念材料に対して幾分か進展の見られた1日です。もちろん、依然として油断はできないのですが、少し見方を変えていく必要もあるのかなと。

 

 

本日のトレード結果(±0円)

確定損益は無し。ドル円ロングをひたすら握っています。

ややリスクオンに振れたものの、結局はドルも売られているため上昇が他通貨ぺアと比べて鈍いです。

一応、FOMCによる利上げ期待でドルを買う理由はあるのですが、一方で利上げペース加速への懸念から株価が軟調にした場合は円買い材料ともなるので一筋縄ではいかなそうな気がします。

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