本日の相場観

こんにちは、Shiroです。

最近はもっぱら株価がマーケットの主役となっており、為替も非常に良く連動していますね。本日も例に漏れず株の動きに一喜一憂させられる1日となりました。

 

東京時間は日経平均の弱さが目立ち、一時は600円を超える大幅な下落を見せました。特に何か大きな材料が出たわけではないのですが、目下における懸念材料の多さからポジション調整の動きが強まったものと思われます。

米中貿易摩擦、イタリア予算問題、ブレグジット、サウジ事件と問題は山積みですから。

また、前日大きく反発していた上海総合指数やハンセン総合指数といった中国株が本日は軟調に推移した事も日本株の重しになったのでしょう。

そんなこんなで為替市場は朝から全面円高となるリスクオフ展開となりました。

 

欧州時間に市場の注目を集めたのは、現在サウジで開催されている「未来投資イニチアチブ」でのエルドアン大統領による演説。ここでサウジ事件に関する言及を行うという事で非常に警戒されていました。東京時間における株下落もこれを織り込みにいっていたとも考えられます。

 

結果から言ってしまうと、特にサプライズは無し。

「カショギ氏が領事館で殺害されたことは明らか」「サウジ領事館は無能であるとサルマン国王に伝えた」「全容を明らかにすることでトランプ米大統領と合意」「カショギ事件は計画的犯罪」

これまでに報道されてきた内容や見方から大きく外れるようなものはありませんでした。サウジ国王や皇太子を批判するような事も無く今のところは波乱は起きずに済んでいます。

もっとも、サウジの計画的犯行である事自体は強調するなど、この件が引き続きサウジにとってプレッシャーとなり続けるのは間違いないでしょう。

 

そしてNY時間。冒頭でも言ったようにここ最近は株価が相場の主役となっていますから、米株がスタートするこの時間帯は非常に重要です。

米主要企業の決算も発表も続々と出てくる中で本日も大きく揺れました。

まずNYダウは下落でスタート。東京時間、欧州時間と株価が全般的に弱かったのを引き継いだほか、キャタピラーや3Mといった企業の決算が失望され大きく反落しました。(一時はマイナス2%)

もっとも、一巡後は売り一服。好決算を発表したマクドナルドやベライゾンなどの上昇に支えられる形で下げ幅を縮小し、最終的には前日比マイナス0.5%程度に収まりました。

それに伴う形で為替はこれまでのリスクオフ展開からの巻き戻しとなり、全面円安が進行。荒い値動きとなりました。

日経平均、NYダウともに200日移動平均線を挟んだ攻防を続けており、テクニカル的な面から見てもしばらくは上下に大きく振れそうな予感がします。

 

なお、株以外の話題になりますが、やはりイタリアの予算案は欧州委員会から拒否されたみたいです。当然の結果というか、これまで織り込み過ぎてきたためにユーロへの影響は限定的でしたが、今後もその事が重しになりそう。

 

ポンドが急伸しているのは英首相報道官から出た「北アイルランドは英本土と同じ関税条約を結ぶ」といった発言を好感して。直近、アイルランドの国境に関する問題がブレグジット交渉の焦点となっているわけですが、今後も注目です。

 

本日のトレード結果(±0円)

確定損益は無し。新規ポジションとしてカナダ円ロングを持っています。

カナダは明日のBOCで利上げが見込まれているので、それを織り込みにいっている形。円高の環境ゆえに若干賢くないポジションですが、自分の使っている証券会社だと対円でしかカナダドルはトレードできないので…。

とりあえず今のところ含み益となっていますが、明日の株価に注目です。

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