編集長
この記事では、累計300本以上のアニメを見てきた僕が死ぬまでに一度は見ておきたいと思うおすすめの神アニメ60作品をランキング形式で紹介していきます。

 

当然、感じ方は人それぞれなのでランキングに不満を感じるという方もいるかもしれませんが、一人の意見として受け止めていただけると幸いです。

 

Table of Contents

選定基準

 

本題に入る前に、まずは選定基準についてお伝えします。正直な話、このランキングは僕の個人的な趣味・嗜好が反映されまくっているため、あらかじめ断っておきたいのです。

 

僕は今回「神アニメ」として選ぶ上で次のような点を考慮に入れました。

 

筆者の嗜好
☑日常系よりもシリアス系が好き
☑好きな声優さんが出ているアニメを優先
☑お気に入りの制作会社の作品は大体チェック
☑OPやED、BGMなども重要視する
☑特定のキャラに対する愛が深い

編集長
したがって、これらを踏まえてご覧いただけると幸いです。

 

※随時更新中

第65位:orange

2016年全13話青春学園SF

あらすじを読む
高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。翔を失った〈26歳の菜穂〉の後悔と願いを知った〈16歳の菜穂〉ができることとは? (引用:公式サイト)
こんな人に見て欲しい!
☑青春ストーリーが大好き
☑花澤香菜さんのファン
☑長野県に縁がある

 

未来から届いた手紙を手掛かりに同級生の自殺を食い止め、未来を変えていこうと奮闘する高校生たちを描いたSF青春ラブストーリー。

 

「死」という非常に重いテーマを取り扱っているため、時折とんでもなくシリアスなシーンもあったりしますが、基本的には仲間たちとの友情を育んでいくという爽やかな内容になっています。

 

「自分にもこんな仲間がいたらなぁ…」と羨ましくなってしまうほどに眩しい学園生活が繰り広げられるので、暗黒の青春時代を過ごした方はどうか注意ください。

 

長野県の松本市をモデルにしているという事で風景描写がとても美しく、ほどほど田舎な感じが青春群像劇の舞台としては上手くハマっていました。

 

とにかく性格の良いキャラしか出てこないため、やや現実味に欠ける部分もありますが、あくまで創作物なので割り切って見る事をおすすめします。

 

【主要キャスト】

花澤香菜、山下誠一郎、古川慎、高森奈津美、衣川里佳、興津和幸

 

第64位:DEVILMAN crybaby

DEVILMAN-crybaby2018年全10話SFホラーアクション

あらすじを読む
泣き虫の高校生・不動明は、幼なじみの飛鳥了と再会し、危険なパーティに誘われた。そこで明は見る。悪魔に変わっていく人々を。そしてまた明自身も……。
こんな人に見て欲しい!
☑エログロが好き
☑デビルマンに興味がある
☑村瀬歩さんの低音ボイスが聞きたい

 

永井豪の名作『デビルマン』をベースとして制作されたアニメーション作品で、Netflixにて全世界独占配信中。

 

「完全映像化は不可能」と言われた原作を比較的忠実に再現しており、これまでメディア化されたどのデビルマンよりもセクシャル&バイオレンスな内容になっています。

 

ネット配信という事もあってか、どこまでもエロく、グロく、そしてゲスい描写のオンパレード。これは良い意味での個人的評価ですが、過激な描写が苦手な方は注意した方が良いかもしれません。

 

ストーリーとしてはやはりダークヒーロー的な要素が強く、悪魔を身に宿した主人公「不動明」が人間と悪魔の狭間で葛藤していくという点では原作準拠。

 

ただ、時代設定についてはスマホやSNSが普及した現代風にアレンジされているため、後半の社会混乱へ陥る様などはよりリアル感を持って描かれていて面白かったです。

 

全10話という短い尺ながら綺麗にまとまっており、原作にそこまで詳しくない自分でも楽しめました。エログロに抵抗が無い方にはぜひとも一度見て欲しいですね。

 

 

【主要キャスト】

内山昂輝、村瀬歩、潘めぐみ、小清水亜美、田中敦子、小山力也、津田健次郎、木村昴、徳井青空

 

第63位:時をかける少女

2006年アニメ映画SFタイムリープ青春

あらすじを読む
東京の下町にある倉野瀬高校2年生の紺野真琴は、医学部志望の津田功介、春に転校してきた間宮千昭という二人の同級生男子生徒と「遊び仲間」として親しくつきあう関係だった。7月13日、真琴は偶然立ち入った密室の理科準備室で不審な人影を目撃する。その人物を追おうとしたとき、なぜか真琴は転倒して不思議な空間に入る体験をする。気づいたときには誰も室内にいなかった。千昭と功介にそれを話すが、千昭には笑われ功介には「頭は大丈夫か」と言われてしまう。二人と別れて下校中、真琴の乗る自転車のブレーキが下り坂で故障。そのまま電車の接近する踏切に突入し、死を覚悟した真琴は気がつくと坂道の途中、少し前の時間に戻っていた。叔母の芳山和子にその体験を話すと、和子はそれは「タイムリープ」で真琴の年頃の少女には「よくあること」と返答する。納得できない真琴だったが、自らの意思で過去へのタイムリープを試みて成功する。味を占めた真琴はタイムリープを使って、抜き打ちテストでよい成績を収めたり、家庭科の調理実習で被ったトラブルの対象を同級生(高瀬宋次郎)に変えたり、カラオケを何時間も続けたりするなど、自らのささやかな欲望を満たしていく。
こんな人に見て欲しい!
☑青春ストーリーが好き
☑タイムトラベル系が好き
☑短時間で感動できるアニメを探している

 

“タイムリープ(時間跳躍)”を題材とした作品は世の中にたくさんあれど、やはり『時をかける少女』は絶対に外せません。

 

小説、映画、ドラマ、漫画など、これまでに様々なメディア化が図られてきましたが、自分の中では2006年に放映された細田守監督によるアニメ映画が原点ですね。

 

主人公である高校2年生の少女「紺野真琴」は、ある日突然タイムリープ能力を手にします。

 

テストで良い点を取るためだったり、カラオケを長時間楽しむためだったりと、最初は些細な欲望を満たすためにその力を使っていた真琴。

 

しかし、徐々にエスカレートしていき、やがて自分にとって都合の悪い事は全て無かった事にしてしまおうという考えにまで至ります。

 

当然、自分が良い思いをしている分、不利益を被っている人も少なからずいるわけで…。その現実を無視し続けた真琴は、最終的に痛いとばっちりを受ける事になります。

 

1時間半程度の短い放映時間ですが、SF・青春・恋愛といった様々な要素が散りばめられた爽やかな作品です。

 

ラストシーンは非常に切ないものとなっているので必見。

 

【主要キャスト】

仲里依紗、石田卓也、板倉光隆

 

第62位:楽園追放 -Expelled from Paradise-

2014年3Dアニメ映画SFロボット

あらすじを読む
地球はナノハザードにより廃墟と化した。その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界に生きていた。電脳世界に住む捜査官アンジェラは、戦闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上に初めて降り立った。そして地上調査員ディンゴと共に地上のサバイバルな世界に旅立った。われわれはどこから来たのか、われわれは何者なのか、われわれはどこへ行くのか。監督を務めるのは『機動戦士ガンダム00』の水島精二。脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄。トップクリエイター二人のコラボレーションが見せる新たなビジュアルとは?そして、ヒロイン・アンジェラの瞳は、碧空の果てに何を見るのか。
こんな人に見て欲しい!
☑金髪ロリ巨乳が好きだ
☑くぎゅうううしたい
☑重厚なSFを楽しみたい

 

「ナノハザード」と呼ばれる未曽有の大災害によって荒廃した地球を背景に、知能だけを残し電脳世界で生きる事を選んだ“新人類”と、生身のまま地上で生きる事を選んだ“旧人類”との価値観の違いを描いたSFアニメ。

 

生身の肉体を捨てた事であらゆる苦痛から解放された世界は文字通り「楽園」とも呼べる場所であり、主人公「アンジェラ」もまたそれを疑わずに快適な生活を満喫してきたわけですが、とある任務のため地上へ降りる事に…。

 

最初は地上の事を「野蛮で原始的」と見下していたアンジェラが、地上の人々やそこで体験する数々の出来事を通じ、徐々に理解を示していくようになるという過程が物語の見どころになります。

 

『ガンダム00』の水島誠二氏、『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄氏による共作という事もあり、非常に哲学的な世界観が特徴。

 

「便利な世の中で暮らしたい」という願望はどこまでも人間的であると言えるかもしれません。しかし、利便性を求め続けた結果、何か大切なものを失ってしまってはいないだろうか?そんな事を問いかけてくれます。

 

金髪ロリ巨乳の美少女がロボットに乗って派手な戦闘を繰り広げるというキャッチーな描写の一方、しっかりと作りこまれた設定とセリフ回しが光る作品でした。

 

1時間40分程度の短いアニメですが、非常に高い満足感を与えてくれるはず。

 

【主要キャスト】

釘宮理恵、三木眞一郎、神谷浩史

 

第61位:ULTRAMAN

2019年全13話ウルトラシリーズ

あらすじを読む
光の巨人・ウルトラマンが異星人の侵略や怪獣による幾多の破壊と混乱から地球を守り、役目を終えて遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還してから40年後の世界。かつてウルトラマンと同化した過去を持つ早田進の息子・早田進次郎は、生まれながらに特殊な力を秘めており、その使い方に苦心していた。ある日突然、謎の敵に襲われた進次郎は駆けつけた早田に助けられ、自分こそがウルトラマンだったと告白し、謎の敵・ベムラーに挑む。しかし老齢ゆえに追い詰められた早田の危機に際し、進次郎は元科特隊の井手から与えられたウルトラマンスーツをまとい、何とかベムラーを撤退させる。戦闘後、進次郎はゼットン星人エドから、地球に異星人が流れ込んできている現状を聞かされ、早田に代わる新たなウルトラマンになることを要請される。かくして進次郎は、高校生として生活する裏で、地球側の抑止力としての活動を始める。
こんな人に見て欲しい!
☑一味違うウルトラマンを見たい
☑長年のウルトラシリーズファン
☑超リアルなCG技術を体感したい

 

ごく平凡な男子高校生であった主人公・早田進次郎が、ふとした事からウルトラマンとして異星人との戦いに身を投じていく事になるという王道ヒーロー系作品。

 

時間軸としては初代ウルトラマンの数十年後にあたり、進次郎は初代ウルトラマンに変身していた早田進(ハヤタ・シン)の息子になります。父から子へと受け継がれたウルトラマン遺伝子が地球を救うという熱い展開は長年のウルトラシリーズファンにとってはたまらないでしょう。

 

本作における最大の特徴として挙げられるのは、ウルトラマンが巨大化せずに人間サイズのまま戦うという点。いわゆるパワードスーツ的なものを身に纏って戦う、どちらかと言えば『仮面ライダー』に近い戦闘描写になっています。

 

また、リアル感を持たせるために「モーションキャプチャー」というCG技術が採用されており、戦闘シーンだけでなく日常シーンに至るまで非常にヌルヌル動きます。キャラの表情から手足の動きまで、本物の人間に近い動きが再現されていて驚きました。

 

個人的な総評としては、まさに大人向けウルトラマン。シナリオを含めて全体的にややダークな雰囲気になっており、子供の頃に見ていたウルトラマンとは一風変わった面白さがありましたね。

 

なお、初代ウルトラマンのその後という世界観にはなりますが、予備知識などは特に必要無いと思います。僕自身、それほどウルトラシリーズに詳しいわけではないにもかかわらず十分楽しめましたので。

 

今のところNetflix独占配信アニメという事で全員が全員見れる作品ではないのですが、機会があればぜひ見て欲しい良作です。

 

 

【主要キャスト】

木村良平、江口拓也、潘めぐみ、諸星すみれ

 

第60位:賭ケグルイ

2017年~全24話(1期+2期)ギャンブル学園

あらすじを読む
政財界の子女が多数通う名門校である私立百花王学園は、伝統的に生徒間のギャンブルが盛んに行われており、それらギャンブルの結果に基づく階級制度が学園を支配していた。 更に、生徒会への上納金が全体の下100位になると「家畜」という身分になり、差別的な待遇を受けることが学園内の暗黙のルールであった。 そんな学園に一人の女生徒が転校してきた。(引用:ニコニコ大百科)
こんな人に見て欲しい!
☑ギャンブルが好き
☑ぶっ飛んだ作品が好き
☑ノリと勢いを楽しみたい

 

ギャンブルの強さが階級を決める名門校・私立百華王学園に転校してきた主人公「蛇喰夢子」が、イカサマばかり使ってくる相手を優れた洞察力と強運によって打ち負かしていくストーリー。

 

とにかく顔芸の多さが印象的で、良くも悪くもたびたび話題になる作品です。登場人物のほとんどは黙っていれば美形なのに、ギャンブルになると途端にテンション上がりまくりのとんでもなく歪んだ表情を見せてくれて、そのギャップが何とも面白い。

 

原作は漫画ですが、アニメになった事でその魅力がより強くなっていると感じます。声優さんの演技も素晴らしく、特に夢子のキャラクターボイスを担当されている早見沙織さんの本気度が凄い。

 

基本的にノリと勢いで進行していくため、純粋なギャンブル漫画としてのクオリティにケチを付けられる事も多いようですが、個人的にはこれもアリかなといった感じで楽しめました。ネタをネタとして受け入れられる人向けですね。

 

【主要キャスト】

早見沙織、徳武竜也、田中美海

 

第59位:revisions リヴィジョンズ

2019年全12話SF群像劇ロボット

あらすじを読む
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」 幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂嶋大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作と共に、不可思議な現象──「渋谷転送」に巻き込まれる。渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの女性・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。少年少女たちは、「現在(いま)」を取り戻すために「未来」と戦う。必ず、元の時代へ戻る──
こんな人に見て欲しい!
☑ちょっと変わった主人公が見たい
☑絶望的なシチュエーションこそ燃える
☑SFやロボット要素が好み

 

アニメ史上最もヤバい主人公。

 

『コードギアス』の谷口悟朗氏、『サイコパス』の深見真氏など、珠玉の名作を生み出したクリエイター陣が送る青春“災害”群像劇。

 

ある日突然、東京・渋谷の街が300年後の未来へ転送されてしまう現象が勃発。その世界では「リヴィジョンズ」と呼ばれる謎の化け物が襲いかかってきます。

 

そんな中、主人公「堂島大介」をはじめとする5人の高校生たちは人型兵器「ストリング・パペット」へ搭乗し、渋谷を守り、そして元の世界へ戻るため奮闘していく事に…。

 

危機的状況下において、少年少女たちが否応なしにロボットへ乗り未知の敵と戦っていくという、ありがちなストーリーにも見えますが、この作品の大きな特徴は「主人公がとにかくイライラする」という点でしょう。

 

クセのある主人公というのはアニメにおいて多く存在しますが、この作品の主人公である堂島大介はその中でも群を抜いています。

 

重度なメサイアコンプレックス(救世主妄想)に憑りつかれており、自分こそがヒーローだと信じて疑わない。それゆえに他人の意見はまるで聞かず、命令無視は当たり前。周りの人間をピンチに陥れても全く反省しないなど、「お前は本当に主人公なのか!?」と思わされるシーンが多々ありました。

 

序盤だけならまだしも、中盤くらいまでそれが続くので、もしかすると見るのが嫌になって途中で止めてしまう人が出るかもしれません(笑)しかし、最終的にかなり成長するので我慢して見て欲しいです。

 

主人公のウザさを受け入れた上で、どう成長していくのかを楽しむという、親目線で見る事を強くおすすめします。

 

ラストシーンでは2期の制作を連想させるような描写もあったため、伸びしろのありそうな作品でしょう。

 

 

【主要キャスト】

内山昂輝、島﨑信長、高橋李依、斉藤壮馬、石見舞菜香

 

第58位:ガーリッシュナンバー

2016年全12話声優青春

あらすじを読む

主人公・烏丸千歳は、養成所を経て、声優事務所「ナンバーワンプロデュース」に所属している新人声優。とはいったものの、まだろくに仕事もなく、声優を名乗れるのかどうかも怪しいのが現状である。

声優としては決して意識が高いとはいえない千歳だが、マネージャーである兄の烏丸悟浄と、養成所の唯一の友人の久我山八重などとともに、彼女曰く「この業界はおかしい」という声優業界の中で、初めての名のある役をゲットすべく奮闘(?)していく。

こんな人に見て欲しい!
☑主人公がクズ女でも大丈夫
☑声優業界の裏側が知りたい
☑ブラックジョークが好き

 

ハートウォーミング時々殺伐アイドル声優青春ストーリー。

 

最近、乗りに乗っている声優ブーム。昔は声優といえば基本的に裏方であり表舞台に出てくる事なんて滅多に無かったわけですが、近頃は「アイドル声優」なんて言葉も頻繁に耳にするほどポピュラーな存在になりました。

 

本作では、そんな「声優群雄割拠時代」とも呼べる中で突出した才能の無い新人声優「烏丸千歳」がいかに立ち回っていくかを描いています。

 

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の作者で有名な渡航さんがシリーズ構成に携わっているという事もあり、全体的に毒のあるブラックジョークが多く散りばめられているのが特徴です。

 

主人公の千歳はかなり腹黒で、端的に言えばゲスい。可愛いルックスからは想像もできないような毒の強い発言も平気でするため、思わず笑ってしまいます。

 

「華やかに見える声優業も裏ではこんな感じなんだよ」といった実情が千歳を通して伝わってくるので、そういう世界を少しでも知りたいといった方におすすめです。

 

【主要キャスト】

千本木彩花、本渡楓、石川由依、鈴木絵理、大西沙織

 

第57位:ReLIFE

2016年全13話+OVA4話学園恋愛

あらすじを読む
前職を3か月で退職し、求職中の海崎新太。元々大学受験で2浪した上、大学院に進学していたため社会人経験やキャリアが乏しく、現在27歳で就活は難航する。これからの生活に悩む新太の前にリライフ研究所の職員を名乗る夜明了が現れる。夜明は新太を社会復帰させるとして、『1年間の高校生活を送る秘密実験』に参加することを提案する。 1年間の生活費とその後の就職先の紹介のために、リライフ検証実験に参加することを決めた新太は、2度目の高校生活を送り始める。大学院まで卒業したはずの新太だが、テストを受ければ全教科赤点で追試の連続になり、体育ではボール投げでは肩が回らず、徒競走では足が釣って転倒する始末。 2度目の高校生活に悪戦苦闘する新太だったが、秀才だがコミュ障でボッチ女子の日代千鶴、勉強は得意だが運動音痴なチャラ男の大神和臣、ぶっきらぼうで努力家の狩生玲奈、編入生で天然系の小野屋杏……といった個性的なクラスメイト達と共に翻弄されつつも高校生活を送るうちに、新太の内面だけでなく周囲にも変化が起こっていく。
こんな人に見て欲しい!
☑今まさにアラサー世代である
☑リアルな青春ストーリーが好き
☑爽やかな癒し系アニメが見たい

 

アラサー世代にとってはニヤニヤが止まらない。

 

就職に失敗して人生につまづいた27歳の主人公「海崎新太」が特殊な薬を飲んで若返り、もう一度高校生活をやり直すというストーリー。

 

ひたすら不器用でコミュ障な子、見た目は派手なのに成績はちゃっかり優秀な子、めちゃくちゃ努力をしているにもかかわらずなかなか報われない子、かたや特に努力もせずに一番を取ってしまう子など、「自分のクラスにも確かそんな子がいたなぁ」と親近感を覚えてしまうリアルなキャラクターたちがたくさん登場します。

 

「あの頃に戻れたらな…」という妄想は誰しもが一度はした事があると思いますが、この作品を見るとさらにその思いが強くなるはず。

 

登場人物が男女問わず良い子たちばかりなので、とにかく爽やか。思春期にありがちな些細なすれ違いなどは起これども、特に大きな事件へと発展してドロドロ展開…といった感じにはなりません。

 

良い意味でも悪い意味でも平坦なシナリオ展開と言えるため、刺激を欲している人にはあまり刺さらないかもしれませんが、ちょうど社会に揉まれて疲れを感じ始める20代後半~の社会人が癒しを求めてみるにはちょうど良いアニメだと思います。

 

また、個人的に目玉だと思うのが毎話ED曲が変わるという点ですね。しかも2000年前後にヒットしたJ-POPの名曲ばかり。ネタバレになるので伏せますが、どれもアラサー世代にとっては絶対に聞き馴染みのあるものばかりなので思わずニヤけてしまうでしょう。

 

「次回のEDは何が流れるんだろう…?」というワクワクを抱きながら見るとより楽しめるかもしれません。

 

【主要キャスト】

小野賢章、茅野愛衣、木村良平、上田麗奈、戸松遥、内田雄馬、浪川大輔、杉山紀彰、茜屋日海夏

 

第56位:秒速5センチメートル

2007年アニメ映画恋愛青春

あらすじを読む
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。 そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く……。
こんな人に見て欲しい!
☑細かい内容云々よりも雰囲気重視
☑どうしようもなく切ないストーリーが好き
☑新海誠監督のファンである

 

どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。

 

あの大ヒット映画『君の名は。』を生み出した新海誠監督による青春・恋愛系アニメーション映画。およそ1時間程度の短い物語ではありますが、視聴者たちの胸をかなり深くまでえぐってきます。

 

大まかな内容としては、ある日突然親の転勤を理由に離れ離れになってしまった少年少女のカップルが「距離」という絶対的な壁を前にどう立ち回っていくのかというもの。

 

とにかく映像と音楽の美しさが特徴的な作品で、ありきたりなシチュエーションにもかかわらず視聴後に異常なまでのノスタルジックを覚えるのは主にそれらの功績と言えるでしょう。

 

結果的にはバッドエンド的な終わり方をしてしまうため、見る人によって評価が大きく分かれてしまいますが、個人的にはそこがリアルで良かったと思っています。

 

幼い頃の気持ちというのは、大人になるにつれて否が応でも変わっていってしまうもの。かつては一途に相手を想い続けた男女も、時間と距離による心境の変化に抗うのは難しかったという事です。

 

その変化を、ダラダラと引き延ばすのではなくあえて1時間というコンパクトな尺に詰め込んだからこそ、この作品は僕たちにグサッと突き刺さるのかもしれません。

 

あまりにもあっさりと終わってしまうため、見終わった後は「え?これで終わり?」といった虚無感に襲われますが、それもまた一興でしょう。

 

切ないストーリーがお好きな方にはおすすめです。

 

【主要キャスト】

水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美

 

第55位:最終兵器彼女

2002年全13話SFラブストーリーセカイ系

あらすじを読む
北海道のある街で暮らすシュウジとちせ。ちせは以前から好意を抱いていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。 しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。 戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とはほど遠いものとなっていく。 一方、シュウジの周りでは親友や女友人、先輩たちが次々に戦禍で故人となっていく。 壊れていく世界。壊れていく愛。シュウジはちせを連れて街を出る。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑セカイ系が好き
☑切ない気分になりたい
☑「わからない」事を楽しめる

 

ある日突然、自分の愛する人が争いのための「兵器」に改造されてしまったとしたら、あなたはどうしますか?

 

これはそんなあり得ないような話を描いた作品です。

 

舞台となるのは、世界規模の大変動が発生し、それに伴う混乱により核兵器をも使用する戦争が勃発してしまった社会。

 

混沌を極める戦場の中、日本の最終兵器として改造されたヒロイン「ちせ」は腕を武器に変え、背中から鋼鉄の羽根を生やしながら戦っていく事に…。

 

主人公の「シュウジ」は徐々に身も心も人間ではなくなっていくちせの姿に困惑しつつも、彼女との愛を深めようと必死にもがき続けます。

 

普通の男女として愛し合う事が不可能になってしまった2人の恋模様がとにかく悲しいです。家族や友人など、周りの人間が戦争でバンバン死んでいく。そして、その一旦を担っているのはまさかの恋人。そんな過酷な運命ってありますか?

 

基本的に鬱展開なので、そういうのが苦手でない人向けのアニメですね。また、いわゆる「セカイ系」に分類される作品でもあり、全体的に説明不足感は否めません。

 

敵の正体は何なのか?戦争が起こった本当の原因は何のか?基本的に分からない事だらけなので、あえて細かい事を考えずに雰囲気で楽しむと良いです。あくまで本筋はシュウジとちせのラブストーリーである、という事を念頭に置いて見るとかなり泣けます。

 

【主要キャスト】

石母田史朗、折笠富美子、三木眞一郎、伊藤美紀

 

第54位:B: The Beginning

2018年全12話サスペンスファンタジー

あらすじを読む
群島国家「クレモナ」では、凶悪犯罪者ばかりが殺される事件が発生しており、犯人は現場に「B」を刻むことから、「Killer B」という通称がつけられていた。天才捜査官として知られるキース・フリックは王立警察特殊犯罪捜査課(通称「RIS」)へと戻り、「Killer B」の謎を追う。一方、キースの同僚である星名リリィの実家のバイオリン工房には、黒羽という少年が職人見習いとして出入りしていた。異形の姿へと変ずる力を持つ黒羽は、ある人物を探すべく夜の街を駆け回っていた。テロ組織「マーケットメイカー」のリーダーである皆月は、ある憎しみをもって黒羽を追っていた。
こんな人に見て欲しい!
☑クライムアクションサスペンスが好き
☑後半にかけて盛り上がる展開に燃える
☑平田広明さんのダンディな演技を見たい

 

『PSYCHO-PASS サイコパス』が好きなら絶対にハマる。

動画サイトNetflixにて独占配信されているオリジナルアニメ。『攻殻機動隊』や『PSYCHO-PASS サイコパス』を手掛けた事で有名なアニメーション会社Production I.Gが制作に携わっているという事もあり、重厚感のある本格的なクライムアクションサスペンスになっています。

 

この作品における最大の特徴として挙げられるのは、タイプの違う2人の主人公の物語が上手く混ざり合っていく描写でしょう。

 

天才的な頭脳を持ちながら次々と起こる連続殺人の捜査にあたる「キース」に対し、体の一部を異形(翼や剣など)に変化させ、連夜マーケットメイカーと呼ばれる組織と戦いを繰り広げる謎の少年「黒羽」。

 

本来であれば全く別の作品の登場人物であってもおかしくないはずの2人が、サスペンスとアクションファンタジーをテンポ良く切り替えながら事件の真相に迫っていきます。

 

話が進むにつれて徐々に謎が明らかになっていくシナリオ構成になっているため、序盤は意味不明すぎて辛いですが、後半にかけての怒涛の伏線回収には目から鱗でした。無関係に見えていた一つ一つの点が最終的に一本の線になる瞬間はまさに快感ですね。

 

猟奇的な犯罪者がたくさん登場する点や、黒幕として国家による巨大な陰謀が存在する点など、とにかく『PSYCHO-PASS サイコパス』に近いものを感じます。

 

続編の制作もすでに決定しているようなので、今後に注目したい作品です。

 

 

【主要キャスト】

平田広明、梶裕貴、瀬戸麻美、石川界人、佐藤聡美、森川智之、 豊永利行、 小清水亜美、 東地宏樹、 稲葉実、 後藤敦、 田中進太郎

 

第53位:亜人

2016年全26話アクションサバイバルサスペンス

あらすじを読む
「亜人」と呼ばれるその生物は「死なない」。高校生・永井圭はある日、交通事故で死ぬが、その直後に生き返った。それは、彼が亜人であり、人間ではないことを意味する。圭をとりまく環境は一変した。彼は人間たちから逃げ惑うことになる。友人のカイは、怯える圭を助けるために駆けつけ、ふたりで人里を離れて山の中に逃げ込んだ。そんな彼に人間と敵対する亜人たちが接触してきた。――彼は何と戦い、誰と生きればいいんだろう?
こんな人に見て欲しい!
☑サバイバルバトル系が好き
☑死なない体にロマンを感じる
☑大塚芳忠さんの怪演を見たい

 

全人類から狙われる事になった1人の青年をめぐるバトルサバイヴサスペンス。

医者を目指す勤勉な高校生「永井圭」は、ある日の交通事故をキッカケに死ぬ事が無い新生物「亜人」である事が判明します。その驚異的な再生能力は人類の研究対象とされ、あらゆる組織から追われる事に…。

 

「何らかの突然変異によって人ならざる存在になってしまった主人公」という設定は昨今の作品にはありがちですが、やはり面白いですね。

 

特に何か悪い事をしたわけではないのに、世間がそういう風潮を生み出してしまっているがゆえに差別の対象にされてしまう。友人も、そしてたとえ家族であっても。その理不尽さはリアルに照らし合わせてみても考えさせられる部分が多いです。

 

特に見どころとなるのは「死なない体」という特性を活かしたバトル描写。言い方は悪いですが、雑に自分の体を使い捨てする事が可能なため、通常のバトルものでは考えられないような作戦や戦闘を繰り広げます。

 

ラスボスとして立ちふさがるのは、同じ亜人で元軍人という最強の戦闘能力を有した「佐藤」と名乗る男。身体能力で劣る主人公がいかに頭脳を駆使して困難を乗り切るか。その姿にドキドキが止まりません。

 

『寄生獣』や『東京喰種』といった作品が好きな方はきっと気に入るはず。

 

【主要キャスト】

宮野真守、細谷佳正、福山潤、櫻井孝宏、小松未可子、大塚芳忠、平川大輔

 

第52位:エルフェンリート

2004年全13話エログロSF

あらすじを読む
人間の遺伝子の突然変異によって生まれた側頭部の対となる2本の角とベクターと呼ばれる見えない腕の特殊な能力を持つ女性型ミュータント・二觭人(ディクロニウス、觭は「角奇」)。彼女らは人類を淘汰する可能性を持つとされ、離島の国立生態科学研究所に国家レベルでの極秘機密として隔離され、研究されている。 ある日、偶発的な事故によって研究所に隔離されていたディクロニウスの少女・ルーシーは、拘束を破って、わずか5分で警備員と研究所室長・蔵間の秘書・如月の23人を殺害し、研究所からの脱走を試みる。海に飛び込む直前に頭部を対戦車用徹甲弾[8]で撃たれるも幸い軽傷で済んだルーシーは、そのまま海へ投げ出される。 一方、大学に通うために親戚を頼って鎌倉にやってきた青年・コウタはいとこのユカと共に由比ヶ浜を訪れた際、そこで浜辺に佇む全裸の少女を見つける。その少女は、海へ投げ出された後に由比ヶ浜に流れ着いたルーシーだった。 ルーシーは頭部への銃撃が元で記憶を失った上、人格が分裂して全く別の人格が発現していた。「にゅうにゅう」としかしゃべれなくなった彼女をにゅうと名付けたコウタとユカは、彼女が人類を滅亡させる存在であることを知らないまま、コウタが住むことになる楓荘に連れて行き、一緒に暮らすことになる。 その後、コウタ達は、義父から性的虐待を受けて家出していたマユや、ルーシー捕獲のため送り込まれ不要となったため処分対象となったディクロニウスのナナ、声帯が弱いがオペラ歌手を目指しているノゾミ達と一緒に同居することになる。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑エログロが好き
☑神秘的なアニメが見たい
☑視聴後に何かしらの感情を残したい

 

エログロはあくまでも表層部分に過ぎない。

どちらかと言うと日本よりも海外での人気が高い作品。「エロい、グロい」などと単純な言葉で評される事がとにかく多いですが、本質はそこではないと思っています。

 

全体としてのテーマは『差別主義』であり、驚異的な殺人能力を持って生まれたミュータントの少女たちに対して周りがどう接するのか。時には残虐、時には愛情深く、人間の汚い部分と綺麗な部分が包み隠さず表現された強烈な物語です。

 

また、OPとEDの評価が非常に高く、特にOP曲はインパクト大。一度聞いたら耳から離れないほどに神秘的なメロディで、良くも悪くもこの作品を印象付けてしまっています。

 

このOPがあったからこそ、自分の中でエルフェンリートという作品が記憶に強く残っていると言っても過言ではありません。

 

個人的にかなり好きな作品ではあるのですが、やはり目を覆いたくなるような残虐シーンがてんこ盛りな事から堂々と他人におすすめできるかどうかと言われれば微妙。

 

1話冒頭からかなりショッキングなシーンが待ち構えているので、視聴するつもりの方はそれなりの覚悟を持ってみてください。

 

【主要キャスト】

小林沙苗、鈴木千尋、能登麻美子、萩原えみこ、松岡由貴

 

第51位:ハッピーシュガーライフ

ハッピーシュガーライフ キービジュアル2018年全12話サスペンスホラー百合

あらすじを読む
女子高生・松坂さとうは「愛」という感情を理解できず、男遊びを繰り返す虚しい生活を送っていたが、幼い少女・神戸しおと出会ったことで本当の「愛」を知る。さとうはしおに外に出ないよう言いつけ、二人きりの生活のためアルバイトに励む。しかし街には行方不明のしおを探すビラが貼られていた。 さとうにつきまとう教師・北埋川大地。ビラを見てしおに執着するようになった三星太陽。懸命にしおを探す実兄・神戸あさひ。「愛を偽らなければ何をしてもいい」と考えるさとうは、しおとの「ハッピーシュガーライフ」を守るためにあらゆる手段を講じていく。 (Wikipediaより)

 

こんな人に見て欲しい!
☑サイコホラー系が好き
☑百合要素が欲しい
☑花澤香菜さんの狂った演技が見たい

 

戦慄の純愛サイコホラー。

基本的にヤバい人しか出てこない恐ろしいアニメ。自分はタイトルとキービジュアルを見た瞬間『おっ、ほのぼの系百合アニメか?』と期待を馳せたものの、1話で見事に裏切られる事になりました。

 

あろうことか、8歳のロリ少女「神戸しお」を愛してしまった主人公「松坂さとう」は彼女との秘密の生活を守るためにあの手この手を尽くしていくのですが、その行動一つ一つがとにかく怖い…。

 

邪魔するものは誰であろうと許しません。たとえそれが親しい友人だとしても、必要であればガンガン殺していくわけです。

 

『何よりも優先すべきはしお。それ以外の人間は“その他大勢”でしかない。』という考え方の持ち主なので、どんなぶっ飛んだ行動も平気でやります。何か嫌な予感がした時は大抵その通りになりますね(笑)

 

全体を通して相当やらかしてしまっているため、いわゆる「普通のハッピーエンド」を迎える事はできないだろうなと容易に想像できるわけですが、一体どんな風に収拾をつけるのかを予想しながら見てみると面白いかもしれません。

 

ちなみに主人公の声を担当されているのは花澤香菜さん。あの透明感のあるボイスでここまで狂った言動を見れる作品は貴重なので、声フェチの方はぜひ。

 

 

【主要キャスト】

花澤香菜、久野美咲、花守ゆみり、洲崎綾、花江夏樹、石川界人、井上喜久子

第50位:91days

91days2016年全13話ハードボイルドアクション

あらすじを読む
ある誕生日の晩、少年の幸せな生活は突然終わりを迎えた。マフィアの抗争により、目の前で両親と弟を殺された少年アヴィリオ。7年後――差出人不明の一通の手紙を読み、静かに嘲笑うアヴィリオ。その手紙をきっかけに、彼はローレスの街へと舞い戻る。そして幼馴染のコルテオと再会し、ヴァネッティファミリーに密造酒を卸そうと持ちかけるのだった。
こんな人に見て欲しい!
☑マフィア・ギャング系が好き
☑まるで洋画のような硬派なアニメが見たい
☑ただひたすらにシリアスな気分になりたい

 

硬派、とにかく硬派。

幼い頃にマフィアの抗争によって家族を殺された主人公「アヴィリオ」が、敵であるファミリーに対して復讐を果たしていく91日間を描いた物語。

 

まるで洋画のように重厚な雰囲気で、ただひたすらに硬派。最近のアニメにありがちなお色気シーンなども一切ありません。

 

禁酒法時代のアメリカが背景なので、それを頭に入れておくと話の流れがわかりやすいかも。自分も初見時は「たかが酒の事でここまで揉めるか?」と不思議に思いましたが、設定を理解した時に見方が変わりました。話の大筋はマフィア間の闘争がメインですが、その中で描かれている人間模様に引き込まれます。

 

個人的にお気に入りなのが、主人公にとっては敵でもある「ネロ」(画像右の男)というキャラ。乱暴だけど非常に仲間思いなところがカッコイイんですよね。

 

アヴィリオは復讐の途中で彼を油断させるために長い間行動を共にする事になるのですが、やがて友情が芽生えてしまい、葛藤します。

 

「果たしてそんな複雑な心情で復讐は成し遂げられるのか!?」というドキドキが本作品における最大の見どころでしょう。

 

復讐劇である以上、お世辞にもハッピーエンドが期待できる作品ではありませんが、シリアス系の話が好きな方は満足できるはずです。全13話でコンパクトにまとまっているので、一気見するのにも向いています。

 

【主要キャスト】

近藤隆、江口拓也、小野大輔、斉藤壮馬、津田健次郎、西山宏太朗、中村悠一、櫻井孝宏、浜田賢二、天田益男

 

第49位:ラーゼフォン

2002年全26話SFロボットラブストーリー

あらすじを読む
21世紀初頭の東京。母子で暮らす高校生・神名綾人は、模試会場に向かう途中に突如上空に現れた謎の航空部隊の攻撃に遭遇した。破壊された街で、綾人は自分の描いた絵に酷似した風景の中で、不思議な少女・美嶋玲香に出逢う。玲香に導かれるようにして地下鉄に乗り、神殿にたどりついた綾人は、卵から巨大な人型の存在「ラーゼフォン」が出現する瞬間にめぐりあわせた。「真実を見せる」その言葉に従って、謎の女性・紫東遙とVTOLで東京を脱出しようと試みた綾人は、玲香に導かれてラーゼフォンに同調、体内へと入っていく。ついに目覚めのときがきた。超兵器ドーレムを粉砕したラーゼフォンは、そのまま東京から飛び去っていった。外から故郷を見た綾人は、そこに巨大な木星のような「TOKYO JUPITER」を目撃する…(Amazonプライムより)
こんな人に見て欲しい!
☑雰囲気重視のアニメが好き
☑神秘的な世界観に引き込まれる
☑謎の多いシナリオ展開こそ燃える

 

美しい絵と音楽で彩られた芸術性の高いアニメ。

放映時期が近かった事もあって『新世紀エヴァンゲリオン』と非常に良く比較される作品。確かに、やたら難解なワードが頻出したり、宗教的な雰囲気に満ちた世界観だったり、不気味な造形をした正体不明の敵が現れたりと、言われてみれば似ている部分も多いかもしれません。

 

実際、自分がこの作品を見たのも「エヴァに似ているアニメがある」という情報を聞いたのがキッカケでした。ただし、決定的に違う部分として、こちらはラブストーリーに重きを置いている点が挙げられます。

 

やたら謎の多いシナリオ展開はさておき、内容をざっくりと一言で表すなら「突然の事故によって離れ離れにされてしまった2人の男女が時を経て再会し、再び愛し合うようになるまでを描いた作品」といったところでしょう。それまでの過程をロボットやら兵器やらを使って切なく、悲劇的に演出している感じですね。

 

「話の骨格は主人公とヒロインによる壮大な恋愛物語」という前提のもとで見ると、難しい言葉が出てきても挫折する事なく視聴し続けられると思います。

 

独特のメカデザインと神秘的な音楽が合わさり、全体的に芸術性の高いアニメです。ハッキリとした物言いをしない作品なので、好き嫌いが分かれる部分もありますが、試しに一度見ていただければと。

 

【主要キャスト】

下野紘、久川綾、坂本真綾、桑島法子、川澄綾子、宮本充

 

第48位:坂本ですが?

2016年全13話ギャグ学園

あらすじを読む
県立学文高校の1年2組、そこには入学早々学校中の注目を集める男がいた。彼の名は坂本。注目を集める要因は彼のその行動の美しさにあった。挙動は全てがスタイリッシュ&クーレストであり、何より彼の行動1つ1つには人を惹きつける「何か」があった。そんな完全無欠の学園生活を送る坂本を中心とする人情ギャグ漫画である。(Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑緑川光さんのファン
☑普通のギャグアニメは飽きた
☑スタイリッシュな笑いを楽しみたい

 

緑川光の無駄遣い過ぎる(褒め言葉)

学業・スポーツともに優秀、さらに声までイケボという、まるで絵に描いたような完全無欠の主人公「坂本」が何気ない高校生活を笑いに変えてくれるギャグアニメ。

 

その超人的な能力ゆえ、やる事なす事全てがスタイリッシュ&クール。本人はいたって真面目にやっているつもりなのでしょうが、一般的な感覚の我々から見ればツッコミどころ満載で笑えます。

 

普通に考えれば意味不明なくだらない内容であっても、最初から最後まで全力ハイテンションで突っ走ってくれるので決して寒いギャグに終わらないという点が凄い。

 

どんなギャグアニメも「今回つまらねぇなぁ…」なんて思う回もあるわけですが、この作品に関しては毎回飽きずに楽しめました。とにかく坂本の行動が予想外すぎるので、「次は何をやってくれるんだろう?」という期待とワクワクが止まりせん。

 

あと、声優さんがめっちゃ豪華。主人公「坂本」役の緑川さんは言わずもがなですが、相棒役として石田彰さん、クラスメイト役に杉田智和さん、檜山修之さん、森久保祥太郎さん、堀江由衣さん、中原麻衣さん、田村ゆかりさんなど、絶対に一度は聞いた事のある声が物語中は飛び交っています。

 

メイン以外のモブ的なキャラにも有名な声優さんが起用されていたりするので、そういった部分にも注目してみるとより面白いかも知れません。「え、このキャラに○○さん使っちゃうの!?」みたいな事が多々ありますので…(笑)

 

【主要キャスト】

緑川光、石田彰、杉田智和、武内健、檜山修之、堀江由衣、森久保祥太郎

 

第47位:デスノート

2006年全37話サスペンス

あらすじを読む
名前を書くことで対象を死に至らしめる死神のノート「DEATH NOTE」をめぐる物語。物語は二部に分かれており、第一部は「Lとキラの対決」、そして第二部は「Lを継ぐ者との対決」となっている。 ある日、学校の敷地内で不気味な黒いノートを拾った高校生の「夜神月(やがみライト)」は、そのノートが死神「リューク」の落としたデスノートであり、誰にも悟られずに人を死に至らしめることができることを知る。 犯罪が横行するこの世界に絶望していた月は、ノートを使うことで世界中に蔓延る犯罪者を抹殺し、自身の理想とする犯罪者のいない新世界を創り上げることを決意。『新世界の神になる』という己の正義を信じて活動を開始する。 やがて大衆も次々に犯罪者を屠る謎の存在に気づき始める。そして人々は次第にその存在を「キラ(綴りはKIRA、殺し屋→Killerに由来する)」と呼び始めるようになり、一部ではその存在を「神」として崇め、敬う者も出始めた。 一方で同じくキラの存在に感づいたICPOは、手がけた事件は必ず解決に導くとされる世界的な名探偵、通称「L(エル)」に一連の事件の捜査を依頼。 Lは事件の関連性から同一犯の連続殺人、更に調査を進めることで日本の関東地区にいると断定。日本に捜査本部を設け、大胆不敵にキラへ挑んでいく。 「キラ」と「L」、二人の天才は互いに己の正義を懸けて対峙していくこととなる・・・。(ニコニコ大百科より)
この記事のまとめ
☑宮野真守さんのファン
☑頭を使ったバトルを楽しみたい
☑ダークヒーローが好き

 

天才vs天才の頭脳バトル。

名前を書いた人間を死に追いやる「DEATH NOTE(デスノート)」をめぐる物語。「世の中、死んだ方が良い人間が多すぎる」という信条のもとでデスノートを犯罪者の粛清に利用する主人公「夜神月」と、それ阻止しようとする世界一の名探偵「L」の対決が主な見どころになっています。

 

いわゆる「ダークヒーロー」的な要素が強く、あくまでも作中における主人公の立場は悪。「たとえ相手がどれだけ非道な犯罪者であっても、人殺しは許されない」という前提のもとで話は進んでいきます。

 

月とL、どちらも超人的な頭脳を持つ天才という事もあり、とにかく頭脳戦・心理戦がアツい。何気ない会話や小細工が実は後で勝敗を分ける大きなカギになっている事もあるため、ちょっとしたワンシーンでも見逃せません。

 

決して人殺しを肯定するわけではありませんが、月は月なりに正義感(犯罪者を憎む気持ち)を貫いているところが個人的には面白かったです。結果的にそれが行き過ぎたため、悪役的な立ち場になってしまったんですけどね。

 

でも、もし仮に自分の愛する人が犯罪によって殺されてしまったら、「犯罪者なんか死んだ方が良い」という考えに至っても全く不思議ではないですよね。視聴者である僕たちも、それが何となくわかるから、客観的に見れば人殺しである月を応援したくなってしまいます。

 

かなり頭を使う作品なので、ながら作業で見るには不向きかも。もし見るならまとまった時間を作って一気に集中して見て欲しいです。

 

【主要キャスト】

宮野真守、中村獅童、山口勝平、平野綾、日髙のり子、佐々木望、松風雅也、坂本真綾

 

第46位:クズの本懐

2017年全12話恋愛

あらすじを読む
安楽岡花火と粟屋麦は一見、理想の高校生カップル。しかし2人とも他に好きな人がいることを了解しながら一緒にいた。花火は幼いころからお兄ちゃんと慕っていた鐘井鳴海を、麦は昔家庭教師をしてくれた皆川茜が好きだった。それぞれ花火たちの高校の新任教師になった鐘井と茜は次第に距離を縮めていく。それを見守る花火と麦はお互いに似たところがあるのを感じ、お互いを好きにならないこと、どちらかの恋が実ったら別れること、そしてお互いの身体的な欲求にはどんなときでも受け入れることを条件に付き合っている振りをすることになる。(Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑ドロドロの恋愛劇が好き
☑エロいシーンでもバッチ来い
☑ハッピーエンドじゃなくてもOK

 

女性が描くエロは一段とエロい。

タイトル通り、ありとあらゆるクズが登場する恋愛作品です。「安楽岡花火」「粟屋麦」という男女2人の主人公が出てくるのですが、そもそもこの子たちが大いに問題アリ。

 

「どちらも別に好きな人がいる。でも今はまだ届きそうにない。だから恋が実るまでは互いに依存し合おう(身体的な欲求も含めて)。」という歪んだ動機から、好きでもないのに表面上は付き合っているフリする事になります。

 

他にも、まさに“性欲の権化”と呼べるしょうもない男子大学生、来るもの拒まずのビッチ系女教師、誰もが憧れるような美人なのに実はレズビアンなJKなど、とにかく個性的な登場人物ばかり。そんな訳アリなキャラクターによるドロドロの恋愛劇がこの作品の見どころでしょう。

 

それぞれ自分の欲望を叶えるためにどこかしらクズな部分があるわけですが、よくよく考えれば「人間ってそういうものだよなぁ」と妙に納得してしまいます。全体的に儚げな演出から繰り広げられる心理描写などは個人的に結構刺さりましたね。

 

ちなみに、作中では頻繁に性描写が挟まれているのですが、原作を書いているのが女性漫画家という事もあってやたらエロいです。なんというか、そこまで過激な露出があるとかでは決してないのですが、何とも言えない雰囲気が漂ってきます。この辺はぜひとも実際に見て欲しいなと。

 

良くあるハッピーエンド系アニメに飽きた大人向けの作品かもしれません。単純に絵も可愛いのでおすすめです。

 

【主要キャスト】

安済知佳、島﨑信長、野島健児、豊崎愛生、戸松遥、井澤詩織

 

第45位:犬夜叉

2000年~全193話(無印+完結編)バトルアクション恋愛

あらすじを読む
戦国時代の日本、あらゆる願いを叶えるという宝玉・四魂の玉を巡り人間と妖怪の争いが続いていた。四魂の玉を守る巫女・桔梗は、半妖・犬夜叉と心を通わし愛し合っていた。しかし、罠にはまり、お互いに裏切る。桔梗は玉を奪った犬夜叉を最後の力で封印し、自分もまた力尽きる。遺言により、四魂の玉は桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉はこの世から一度は消え去った。 そして500年後の現代、神社の娘・日暮かごめは15歳の誕生日に、神社の祠にある古びた井戸から戦国時代へとタイムスリップする。そこは犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過した時代であった。桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉は蘇る。そして玉を巡って妖怪たちが動き出す。 戦いの中で四魂の玉はとんでもないハプニングにより無数のかけらに飛び散った。四魂のかけらを集めるために旅することになった犬夜叉とかごめ。最初は嫌々だったが、2人は次第に惹かれ合っていく。その旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。二人は奈落を追う中で、旅の中で出会った子狐妖怪七宝、奈落に呪いをかけられた法師弥勒、妖怪退治屋珊瑚の仲間と共に、宿敵奈落を倒すため、玉の因縁を断ち切るために戦っていく。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑高橋留美子先生のファン
☑王道の少年漫画的展開に燃える
☑ちょっぴりドロドロ系が好き

 

バトル、恋愛、ギャグのバランスが絶妙な戦国御伽草子。

『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』などを生み出した高橋留美子先生による妖怪バトルアクション作品。戦国時代へとタイムスリップしてしまったヒロイン「日暮かごめ」が、半妖(妖怪と人間の混血)である主人公「犬夜叉」とともに“四魂の玉(あらゆる願いを叶えるという宝玉)”をめぐる争いに巻き込まれていくというストーリーになっています。

 

物語の黒幕である妖怪「奈落」という共通の敵を倒すために集まった仲間と旅をしていくわけですが、皆それぞれ魅力を持ったキャラクターばかりで面白いです。あくまで妖怪との戦いがメインの軸ではありますが、随所でギャグ的な展開もあり、個性豊かな仲間たちとの掛け合いが楽しめるのもこの作品の見どころだと思います。

 

また、高橋留美子先生の真骨頂である恋愛要素も外せません。最初は嫌々一緒に旅をしていた犬夜叉とかごめですが、長い旅の中で徐々に惹かれ合っていくようになります。しかし、犬夜叉には「桔梗」という女性と愛し合っていた過去があり、彼女への未練がなかなか断ち切れず…。

 

そんなこんなで犬夜叉、かごめ、桔梗という3人の男女のドロドロ展開が全編を通して繰り広げられるのですが、これがなかなかリアルで面白いのです。どっちにも振り切る事ができない犬夜叉は客観的に見れば最低な男と言えますが、桔梗との悲劇的な過去を知るとなかなかそうも言えなくなります。最終的に犬夜叉はどちらの女性を選ぶのか。バトルとは別に気になる部分でしょう。

 

ちなみに『犬夜叉』という作品は無印のものと完結編の2つがあり、無印版が漫画約35巻分のエピソードを全167話で描いたのに対し、完結編は約25巻分を全26話で描くため、後者はやや早足な展開になってしまっています。悪く言えば消化不良な部分も多いため、アニメを見て気に入ったという方は漫画も一緒に見てみると良いかもしれません。

 

【主要キャスト】

山口勝平、雪野五月、辻谷耕史、桑島法子、渡辺久美子

 

第44位:ドラゴンボールZ

1989年~全291話バトルアクション

あらすじ
7つ集めるとどんな願いでも1つだけ叶うという玉「ドラゴンボール」をテーマに、主人公の孫悟空が活躍する物語。
こんな人に見て欲しい!
☑バトル漫画が大好き
☑王道の展開こそ燃える
☑時間に余裕がある

 

たとえ「思い出補正」だと言われようが推したい名作。

「日本人であれば知らない人は1人もいない!」と言っても過言ではないほどの国民的バトルアニメ。どんな話なのかについてはわざわざ説明するまでもないでしょう。最初に放映されてから30年以上経った今もなお続編となる映像作品やゲームなどが発売され続けており、その人気ぶりがうかがえます。

 

「強敵出現→修行する→強くなる→敵を撃破→新たな強敵出現→修行する…」といった非常にシンプルな展開なのに、なぜか何度も見返してしまう面白い。大人になった今ではどちらかというと頭を使う作品が好みなので、昔に比べれば少し優先度は下がりますが、それでもやはり外す事のできない名作ですね。

 

全291話とかなりのボリュームなので、レンタルDVDが主流だった頃は再視聴するのが難しかったりしたのですが、現在ではAmazonプライムビデオなどの動画配信サイトでも見られるようになったので非常に助かります。

 

ちなみに、少し前に完全新作の続編『ドラゴンボール超』なども放映されていましたが、あちらはキャラ崩壊が著しいなどの噂を聞くので僕は見ていません。それくらい、『ドラゴンボールZ』には深い思い入れがあるんです。

 

どれだけ時が経っても永久に面白いと思えるくらいの名作なので、時間に余裕がある方はぜひ見て欲しいなと思います。

第43位:グリザイアの果実

グリザイアの果実 キービジュアル2014年全13話学園恋愛サスペンス

あらすじを読む
私立美浜学園-。一見すると普通の学園だが、そこには『訳あり』の5人の学生しか在籍していない。その場所に、新たな6人目の学生-風見雄二-が転入することになった。個性と言うにはあまりにも異質な学生達と、彼女らに劣らぬほどのアクの強い自我を持った風見雄二。互いに触れあううちに理解を深め、少しずつ干渉しあうことで、それぞれの内面へと影響を与えていく。過去に囚われた彼女達の物語が今、動き出す。(Amazonプライムより)
こんな人に見て欲しい!
☑櫻井孝宏さんが好き
☑最強系主人公に魅力を感じる
☑中身のあるエロゲ原作アニメを見たい

 

原作がエロゲ―と侮る事なかれ。

裏の世界で暗殺者として恐れられてきた最強系主人公「風見雄二」が、心に闇を抱えた5人のヒロインを救済していくという物語。彼女たちは一見すると普通の学生に見えますが、全員がそれぞれ過去に重いトラウマを持つ「訳あり少女」なのです。

 

とても18禁ゲームが原作とは思えないような重厚な設定が特徴的で、特に後半は恐怖を覚えるほどの超シリアス展開が続きます。パッと見のキャラクターデザインが可愛いため、単なるハーレムものと思って見ると度肝を抜かれるでしょう。若干のグロ要素も有り。

 

個性豊かなヒロインたちはもちろんですが、主人公である風見雄二のカッコ良さも見どころの一つです。ネタバレになるので詳細は伏せますが、壮絶な過去を背負っている事から経験値が非常に高く、高校生としては非常に常識離れした言動に驚きます。

 

感情の起伏に乏しく、どちらかと言えばクール系。かといって全く面白みが無いというわけではなく、むしろユーモアに富む一面もあるなど独特な雰囲気を持っているんですよね。しかも声を担当されているのが櫻井孝宏さんなのでめちゃくちゃイケボ。全編を通した後は改めてそのキャスティングに「ナイス!」と思えるはずです。

 

ちなみに、続編として『グリザイアの迷宮』『グリザイアの楽園』といった作品が存在し、それらを含めて『グリザイアシリーズ』とも呼ぶのですが、こちらの『グリザイアの果実』とはかなり方向性が異なるため単体で紹介させていただきました。

 

続編の2作品は風見雄二の過去に焦点を当てたミリタリーサスペンスとしての色が強く、かなりハードボイルドな展開になっています。「なぜ雄二はこんなにも心身ともに強いのか」という、1期ではわからなかった謎が解明。

 

萌えを求める方にはちょっと違うかなといった感じですが、話自体はものすごく面白いので『グリザイアの果実』が気に入った方はぜひそちらもご覧ください。

 

【主要キャスト】

櫻井孝宏、田中涼子、田口宏子、水橋かおり、民安ともえ、清水愛

 

第42位:アルドノア・ゼロ

2014年全24話SFロボットファンタジー

あらすじを読む
1972年、アポロ計画の最中に月で地球と火星を繋ぐ古代文明の遺産「ハイパーゲート」が発見された。地球はレイレガリア博士を中心とする調査団を火星に派遣する。その後、火星で古代火星文明のテクノロジー「アルドノア」が発見され、火星側の独占の主張と地球側の共有化の主張が対立し、徐々に火星と地球との軋轢が増していった。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑知的な主人公が好き
☑下剋上展開に燃える
☑澤野弘之さんのファン

 

痛快な下克上が巻き起こる主人公最強系アニメ。

実際の歴史とは異なる歴史を歩んだ世界を舞台に繰り広げられる、地球と火星の星間戦争を描いたロボット作品。地球側の主人公「界塚伊奈帆」と火星側の主人公「スレイン・トロイヤード」、それぞれ境遇の異なる2人の主人公を中心に物語は進んでいきます。

 

個人的に気に入っているのが地球側の主人公である界塚伊奈帆。とにかく冷静で洞察力に優れ、技術力では圧倒的に劣るにもかかわらず、優れた作戦によって強大な敵を撃破していく姿がカッコ良い!

 

ロボットアニメというと、最終的に機体のスペックに物を言わせた戦闘になる事も多いのですが、この作品における伊奈帆の戦いはあくまでも戦術を駆使したものになっています。ガンダムシリーズで例えるなら、ザクでガンダムを相手にするような感じ。そんな理不尽な状況においてもきっちりと勝利をもぎ取るのでヤバい。

 

1クール目ではどちらかというと伊奈帆の有能さが目立ちますが、2クール目ではスレインも主人公らしい活躍を見せます。実は、スレインはもともと地球人で、移住によって火星人となった背景を持つんですね。そのため、純粋な火星人からは見下されていたわけですが、後半は持ち前の実力によってグングンと出世していきます。最初は温厚そうに見えた彼が、目的のために闇落ちしていくような描写もあり、その変化が面白いです。

 

シナリオ面におけるラストの消化不良感が色々と物議を醸す作品ではありますが、それでも戦闘シーンなどは非常にテンションが上がって楽しめました。主人公が無双する系のアニメが好きな方にはおすすめですね。

 

音楽を担当されているのが澤野弘之さんという事で、OPやEDはもちろん、BGMや挿入歌も素晴らしいので、そういった面でも注目して欲しいです。

 

【主要キャスト】

花江夏樹、小野賢章、雨宮天、三澤紗千香、小松未可子、村田大志、加隈亜衣、山谷祥正、大原さやか、中井和哉

 

第41位:氷菓

2012年全22話青春ミステリー

あらすじを読む
何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条とする神山高校1年生の折木奉太郎は、姉・供恵からの勧めで古典部に入部する。しかし、古典部には同じ1年生の千反田えるも「一身上の都合」で入部していた。奉太郎とは腐れ縁の福部里志も古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。そして、えるの強烈な好奇心を発端として、奉太郎は日常の中に潜む様々な謎を解き明かしていく。 ある日、奉太郎はえるから助けを求められる。それは、彼女が元古典部部長の伯父から幼少期に聞かされた、古典部に関わる話を思い出したいというものだった。奉太郎の幼馴染で里志に好意を持つ伊原摩耶花の入部後、古典部の文集『氷菓』がその手掛かりだと知った奉太郎は、仲間たちと共に、『氷菓』に秘められた33年前の真実に挑むことになる。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑ミステリー系が好き
☑圧倒的可愛さのヒロインに癒されたい
☑とにかく爽やかなアニメが見たい

 

わたし、気になります!

「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことなら手短に。」をモットーとする省エネ主義者の主人公「折木奉太郎」が、好奇心旺盛なヒロイン「千反田える」に振り回されながら日常に潜む謎を解決していくという物語。

 

一応、大まかなジャンルとしてはミステリーに分類されるものの、殺人事件のような大きな出来事は起こりません。あくまでも日常生活の中にあるふとした謎の解明がテーマです。

 

派手な展開というのはあまり無く、そもそも主人公が脱力系という事もあって、基本的には緩めのシナリオ運びが続きます。それゆえ、本格的なミステリーが好みという方は少し拍子抜けしてしまうかもしれません。日常ミステリーと割り切って見る分には面白いのですが、この辺は評価が分かれるところでしょう。

 

個人的な意見としては、ヒロインの千反田える(愛称:えるたそ)がとにかく可愛いので、それを愛でるだけでも見る価値は大いにあります。「わたし、気になります!」が口癖になっているくらい好奇心が強く、気になった事があればすぐさま周りの仲間たちを強引に巻き込んでいく姿は微笑ましいです。

 

天然ぽいけど馬鹿じゃない、むしろ上品で知的、それでもやはりどこか抜けた部分のある独特なキャラクターですね。いちいち仕草が可愛いので見ていて飽きません。声を担当されているのが佐藤聡美さんという点も◎ 少し鼻のかかったような声が癖になります。

 

あと、もう一つ氷菓で注目すべき点としては作画の良さです。京都アニメーションが制作に携わっている事もあり、人物はもちろん、背景などの描写も半端じゃありません。舞台のモデルになっているのは岐阜県高山市らしいですが、聖地巡礼に行きたくなるような美しさを感じます。

 

全体的に爽やかで雰囲気の良いアニメなので、そういう作品が好きな方はぜひ見てみて欲しいです。

 

【主要キャスト】

中村悠一、佐藤聡美、阪口大助、茅野愛衣、雪野五月、置鮎龍太郎、小山茉美、ゆかな、悠木碧、森川智之

 

第40位:ぼくらの

2004年全24話SFロボット

あらすじを読む
夏休みに自然学校に参加した少年少女15人は、海岸沿いの洞窟でココペリ と名乗る謎の男に出会う。子供達は「自分の作ったゲームをしないか」とココペリに誘われる。ゲームの内容は、「子供達が無敵の巨大ロボットを操縦し、地球を襲う巨大な敵を倒して地球を守る」というもの。兄のウシロに止められたカナを除く14人は、ただのコンピュータゲームだと思い、ココペリと契約を結ぶ。その晩、黒い巨大なロボットと敵が出現する。ロボットの中のコックピットに転送された子供達15人の前には、ココペリと、コエムシと名乗る口の悪いマスコットが待っていた。これが黒いロボット・ジアースの最初の戦いであった。戦闘を重ねるにつれ、子供達はゲームの真の意味を目の当たりにすることになる。 (Wikipedeiaより)
こんな人に見て欲しい!
☑ドシリアスな展開が好み
☑ロボットやSF要素が好き
☑普通のアニメはもう飽きた

 

真実を知れば知るほど鬱になる。

選ばれた子供たちが巨大ロボット(ジアース)に乗り、地球を襲う謎の敵と戦っていくというのが物語の大筋。この部分だけ見ると良くあるロボットアニメにも思えますが、決定的に異なるのが「一度の戦闘につき必ず1人の子供(ロボットの操縦者)が死ぬ」という容赦の無い設定です。

 

非常に残酷なのは、戦いの勝敗に関係無く命を落とすという点。巨大ロボットはその命を動力源として動くため、勝とうが負けようがどのみち操縦者は死ぬ運命にあります。

 

つまり、操縦者に選ばれた時点で死が約束されているというわけですね。避けようの無い死を目前にした時、思春期真っ只中の少年少女たちは何を思い行動するのか?その人間ドラマが最大の見どころです。ロボットに乗り込む子供たちは合計15人とかなり多めですが、その全てが主役級の活躍を見せてくれるため、目が離せません。

 

どちらかと言えば鬱要素の多い作品なので、熱血展開が好きな方はご注意ください。ただのロボットアニメだと思って見ると色々テンパるでしょう。敵の正体は何なのか?そもそも戦う理由は何なのか?物語が進み、それらが明らかになるにつれてどんどん憂鬱になっていきます。

 

良い意味でも悪い意味でも、後味が悪い。それが『ぼくらの』という作品ですね。普通のアニメに飽きたという方にはぜひおすすめします。

 

【主要キャスト】

皆川純子、阿澄佳奈、野島健児、三瓶由布子、牧野由依、能登麻美子、浅沼晋太郎、比嘉久美子、宮田幸季、高梁碧

 

第39位:僕だけがいない街

2016年全12話タイムリープサスペンス

あらすじを読む
主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューしているもののその後はぱっとせず、編集部に持ち込む原稿も扱き下ろされるばかり。大成しない自身に葛藤を覚える悟であるが、しかし彼は一つ特殊な能力を持っていた。『再上映(リバイバル)』。時が自動的に巻き戻るその現象は、その日アルバイトに勤しむ彼に”再び”発現した。(ニコニコ大百科より)
こんな人に見て欲しい!
☑サスペンスが好き
☑タイムリープ系が好き
☑常にドキドキするアニメが見たい

 

タイムリープ×サスペンスの名作。

「再上映(リバイバル)」と呼ばれるタイムリープ能力を持つ主人公が過去と未来を行き来し、迷宮入りとされた連続誘拐殺人事件の解決に臨むという物語。

 

面白いのが、過去・未来に起こる両方の出来事を知り、情報量においては圧倒的に有利な立場にあるはずの主人公をしても、犯人の足取りがなかなか掴めないところ。ちなみにそれは視聴者である我々も同じで、初見の時点だとマジで誰が犯人なのか見当もつきません。

 

それくらい、犯人の手口が天才的で、なおかつ人心掌握術に長けているという証拠でもあるわけですが、とにかく先が気になって仕方なくシナリオ構成なので飽きずにノンストップで見る事ができると思います。実際、僕はアニメから入った人間なのですが、リアルタイムで続きを待つのはとても無理で最終的に原作を一気買いしてしまいました。

 

タイムリープという、ある種チート的な技をもってしても捕まえられない犯人って一体誰なんだろうか?終始ゾクゾクするような展開が待っているので、サスペンス好きにはかなりおすすめの作品です。

 

ちなみに、原作とアニメは終わり方が微妙に違うので、余裕があれば見比べてみると面白いかもしれません。

 

【主要キャスト】

土屋太鳳、満島真之介、悠木碧、赤﨑千夏、高山みなみ、柄本佑、田丸篤志、大地葉、鬼頭明里、七瀬彩夏

 

第38位:絶園のテンペスト

2012年全24話ダークファンタジーミステリー

あらすじを読む
はじまりの樹に文明の利器を供物とすることで魔法を使う一族の長でもある魔法使いの姫君・鎖部 葉風は、はじまりの樹に対する意見の対立から姫を補佐すべき鎖部左門によって、魔法を使えない『絶海の孤島』に放逐された。数か月後、姫の遺体は白骨化した状態で左門らにより回収され、左門ははじまりの樹の復活を阻止すべく、一族を挙げての活動を開始する。 やがて不破 真広は、ある日義妹不破 愛花が強盗に殺されるが、警察も犯人への情報を全く得られていない。そこに、生前に葉風の流したボトルメールに入った魔具(人形)を拾った真広は妹を殺害した犯人探索を魔法により行うため、葉風と魔具による通信の契約を交わして失踪する。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑シェイクスピアが好き
☑お洒落なアニメが見たい
☑推理要素に燃える

 

ファンタジーとミステリーの融合。

全ての始まりはとある少女の死。2人の主人公にとってその少女は恋人でもあり、妹でもありました。なぜ彼女は死ななければならなかったのか?その謎を解くためにあれやこれや行動をしていたら、いつの間にか世界の命運をかけた争いに巻き込まれてしまっていたというお話です。

 

「魔法」「世界の終焉」など、話の大筋としてはファンタジーながらも、ところどころで推理要素が入ってくるのが新鮮なアニメ。序盤と終盤で大きく雰囲気が変わるのが特徴的で、1クール目はどちらかというと閉塞感漂う中でのバトル描写が多かったのに対し、2クール目に入るとギャグやラブコメ的な展開が増えていきます。

 

悪く言えば一貫性に欠けるわけですが、個人的にはその変化も楽しめました。実際、バランス自体はしっかりと考えられており、「締めるところは締める」が徹底されているので決してまとまりが無いというわけではありません。原作者が推理作家という事もあり、辻褄合わせは上手いです。最終的に少女の死の理由が明らかになるところなんかは見ていてゾクゾクしましたね。

 

最初に大量の伏線を張り巡らせておき、最後にそれら一気に回収するといった感じのスタイルなので、点と点が結び付いて一本の線になる時の快感が好きという方は楽しめると思います。

 

自分的にイラストも大好物で、登場キャラは美男美女ばかりなので見ていて楽しいです。声優さんも豪華ですし、OPやEDも含めた音楽も素晴らしい。全体的に雰囲気の良い作品だなと。ところどころで引用されるシェイクスピアもお洒落で、中二病を患っている方にはたまらなく感じるかもしれません。

 

【主要キャスト】

内山昂輝、豊永利行、花澤香菜、沢城みゆき、小山力也、水樹奈々、諏訪部順一、野島裕史、吉野裕行、梶裕貴

 

第37位:機動戦艦ナデシコ

1996年全26話+劇場版SFロボットラブコメ

あらすじを読む
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。 2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。 ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。 (Wikipediaより)
こんな人に見て欲しい!
☑SF・ロボットが好き
☑ハーレムラブコメが見たい
☑桑島法子さんのファン

 

もっと評価されるべきアニメ筆頭。

SFロボットにラブコメ要素を取り入れた作品。よくよく見ていくとかなり綿密でハードな設定の世界観にもかかわらず、テンポの良いギャグやおふざけが随所で織り交ざる事により、そこまで気負う事無く見れるという不思議なアニメです。

 

ギャグ、熱血、シリアス、恋愛、ロボットアクションとあらゆる要素が詰め込まれているため、時折どんなテンションで見るべきなのかわからなくなる事もありますが、そのうち良い意味でも悪い意味でも「それでこそナデシコ」と思えるようになるのでご安心ください。

 

とにかく主人公がモテまくるハーレムものでもあり、魅力的なヒロインがたくさん登場する点にも注目。底抜けに明るく主人公に対して真っ直ぐなユリカ、ちょっと不思議な雰囲気を持つクール系美少女のルリなど、しっかり住み分けができており、それぞれの良さが光ります。ちなみに自分は声優の桑島法子さんファンなのでユリカ推しでした。

 

ちなみに、ナデシコには劇場版もあるのですが、本編とはかなり雰囲気が異なった展開になっている点も個人的にはかなり気に入っています。特に主人公・アキトの変わりようがすさまじく、本当に同じ人物なのか疑いたくなるレベル。

 

 

劇場版では、とある理由から復讐者として生きる事になってしまうのですが、そこに至るまでの経緯がまたかなり悲劇的で、まさに「どうしてこうなった」を体現している作品です。

 

あまりにも衝撃的な内容に賛否両論あるみたいですが、自分としては闇落ちするヒーローという構図は好きなので問題ありません。というか、むしろこのめちゃくちゃとも言える路線変更が逆に引っかかって良いのかもしれません。

 

放映されたのが1996年という事で、ちょうど同時期に盛り上がっていた新世紀エヴァンゲリオンの勢いにかき消されてしまった不遇の作品。個人的にはもっと評価されても良いと思えるアニメですね。

 

【主要キャスト】

上田祐司、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、田中信夫、飛田展男、関智一、小杉十郎太

 

第36話:SSSS.GRIDMAN

2018年全12話特撮

あらすじを読む
響裕太はある日、クラスメイトの宝多六花の家の前で倒れ、自分の名前を含むすべての記憶を思いだせない状態で目覚める。混乱する裕太は、六花の家が営むジャンクショップに置かれていた古いパソコンから呼びかけて来るハイパーエージェント・グリッドマンから、自身の使命を果たすように諭される。裕太は戸惑いながらも日常生活に戻るが、街に謎の怪獣が現れたとき、グリッドマンに導かれるまま彼と合体して怪獣を撃破する。かくして裕太は、六花や友人の内海将と「グリッドマン同盟」を結成し、怪獣の脅威に立ち向かう。 (Wikipedia)
こんな人に見て欲しい!
☑特撮ロボット作品が好きだ
☑脚フェチもしくは胸フェチ
☑昔「電光超人グリッドマン」を見ていた

 

圧倒的に可愛いWヒロイン。

25年前に放送されていた特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とした作品。アニメがスタートしたのは2018年後半ですが、まさにダークホースとして非常に話題となりました。僕自身、それほど特撮に興味は無いため、実際に放映が開始されるまでは全くノーマークだったのですが、あまりの反響の良さに思わず見てしまうほど。

 

特撮のアニメ化という時点ですでに珍しいのですが、何よりもインパクトが大きかったのは超魅力的なWヒロインの存在でしょう。

 

主人公サイドである宝多六花(画像上)と、敵対者として立ちはだかる新条アカネ(画像下)。幼馴染の設定でありながら、異なった道を歩いていく2人の微妙な距離感の描かれ方などが良かったです。正義のヒロインと悪のヒロイン、その対比がよりお互いの魅力を引き出しているように思いました。

 

あと、純粋に2人ともエッチすぎます。特撮が原作という事で、そこまで露骨な描写というのはありませんが、日常のちょっとしたシーンがいちいちエロかったりするんですよね。

 

太ももの六花、胸のアカネとそれぞれ強調具合も住み分けができており、フェチを知り尽くしてるなぁと毎度感心させられたものです。

 

シナリオ部分に話を移すと、原作ファンからすれば色々と賛否両論みたいですが、自分みたいなヒロインの可愛さ目的で見た人間としては特に問題無く見れました。ピンチになると合体で乗り越えたり、宿敵だった奴が後半では味方になったりと、特撮には良くある展開。ただ、終わり方がやや謎な部分もあったため、何かとケチをつけたいタイプの人は注意かもしれません。(原作を見ている人にはわかるのかも。)

 

思い出補正で古参を釣る、可愛いヒロインで新規を釣る。上手い事多くの視聴者を引き付けた作品だなと思います。

 

【主要キャスト】

広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈

 

第35話:Free!

2013年~全37話(1期~3期)水泳青春

あらすじを読む
「七瀬遙」は、「水」にふれること──「泳ぐこと」が好きだった。 小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」 彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。 やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。 遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。 そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。 遙、真琴、渚、怜、そして、凛。 これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語──(公式サイトより)
こんな人に見て欲しい!
☑イケメンが好き
☑青春物語が見たい
☑京アニは期待を裏切らない

 

イケメンたちの肉体美が拝みたい方はこちら。

安定と信頼の京アニが生んだ青春水泳アニメ。マネージャーや顧問の先生などを除き、とにかく男キャラしか出てきません。しかも揃いも揃って良い体。ゆえに女性ファンから絶大な支持を受ける作品です。

 

水泳を題材としているため、水の描写がとても美しく、全体的にものすごく爽やかな雰囲気になっています。女性ファンに媚び媚びかと思いきや、スポ根的な展開もあり普通に熱いため、男性でも問題無く楽しめるはず。

 

毎回、主人公・七瀬遙に対して敵意をむき出しにしてくるキャラがいるのですが、彼と一緒に泳ぐ事で変わり、最終的に良きライバルとして切磋琢磨していくようになる姿が微笑ましいです。

 

特にお気に入りなのが松岡凛というキャラ。声を担当されているのが宮野真守さんという事もあり、どんなシチュエーションでも素晴らしい演技を見せてくれます。1期の時点では荒んでいた彼が、2期~3期とどんどんたくましくなり、やがては主人公を導くようになる様子は非常に感動しました。

 

現状3期までの放送となっていますが、ラストシーンを見た感じ今後もまだまだ話が続きそうな予感がするので、個人的に楽しみであります。

 

【主要キャスト】

島﨑信長、鈴木達央、代永翼、平川大輔、宮野真守、細谷佳正

 

第34位:TIGER & BUNNY

2011年全25話ヒーローアクション

あらすじを読む
『NEXT』と呼ばれる能力を使って、街の平和を守る『スーパーヒーロー』が存在する都市シュテルンビルト。仕事も私生活も崖っぷちのベテランのヒーロー、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)は、突然新人ヒーローのバーナビー・ブルックスJr.とコンビを組むことに。二人は対立しながらも悪に立ち向かう…!(Amazonプライムビデオより抜粋

 

王道、ゆえに面白い。

舞台となるのは、正義のヒーローがスポンサーを付けた「職業」として存在する世界。30代後半、とっくの昔に旬を過ぎた崖っぷちヒーローである虎徹(主人公)は、ある日突然会社の方針によって期待のスパールーキー・バーナビーとコンビを組まされる事に…。

心からヒーローであろうとする虎徹と、あくまでヒーローは仕事だと割り切るバーナビー。性格の異なる2人が無理やりコンビを組まされ、最初は衝突するも徐々にお互いを理解し合い、最終的に最高のコンビになるというまさに王道の展開ですが、だからこそこの作品は面白いです。

実は、僕がこの作品を見たのは放映されてから結構時間が経った後でした。評判などを聞く限り、明らかに面白そうな作品である事はわかっていたのですが、いかにもアメコミ風のキャラクターデザインがどうも苦手で食わず嫌いをしてたんですね。

ただ、あまりにも評判が良いためどうしても気になってしまい、とりあえず3話までは見てみようと。で、実際に見てみるとこれがもう面白くて、2日間くらいで全部一気見してしまうほどでした(笑)

何が良いって、最初は虎徹の事を足手まといだとバカにしていたバーナビーが、話が進むにつれて彼の事を認め、どんどんデレるようになっていく様です。「お前、本当に1話の時と同じキャラか!?」とツッコみたくなってしまう豹変ぶりには思わずニンマリしてしまいます。こりゃ全国の腐女子さんたちも騒ぐわけだわ…。平田広明さんの演技もダンディな感じで非常に良い。

仲間となる他のヒーローも魅力的で、天然、ツンデレ、オカマ、オタク、筋肉バカ、僕っ娘など、一通りカバー。そんなヒーローたちが毎回ワチャワチャしながら物語を盛り上げてくれるので、テンポ良く見る事ができます。

NHKが選んだベストアニメ100の堂々第1位を飾った事もある作品なので、老若男女問わず誰でも楽しめると思います。後半になると少しシリアスなシーンも増えますが、全体としては非常に爽やかな作品なので明るい気分になりたい人におすすめですね。

第33位:Another

2012年全12話サスペンスホラー

あらすじを読む
死者は、誰--? その学校のそのクラスには、誰にも話してはならない“秘密”がある--1998年、春。 夜見山北中学に転校してきた 榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女、見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、予想もしなかった惨事が!・・・・・・この“世界”ではいったい、何が起こっているのか・・・?(Amazonプライムビデオより抜粋)

 

周囲のもの全てが凶器になる世界。

とにかく人が死にまくるサスペンスホラーアニメです。冗談抜きで死にます。物語が動き始める中盤以降は毎回1人は必ず死ぬレベル。

基本的にいついかなる時も死が隣り合わせなので、決して油断してはいけません。「いやいや、さすがにこの状況で死人は出ないだろw」といった感じのシーンでも普通に死にます。

ネタバレになるので詳しくは避けますが、登場人物の1人なんてうっかり転んだ際に傘が喉に突き刺さって死にますからね。「傘で人って死ねるんだ…」ってビックリしたのを今でも覚えています。どんなものでも凶器になり得る世界なので、常にハラハラが止まりません。

良く、他のアニメなどで危機一髪なシーンがあるとコメント欄で「Anotherなら死んでた」といった書き込みを見かけますが、あれはこの作品から来ています。あっさりと死ぬシーンもあれば、割と残虐なシーンもあるので、そういうのが苦手な人は注意してください。

サスペンスとしては普通に面白いですし、作画や音楽も良いので、好きな人は楽しめると思います。ヒロイン・見崎 鳴ちゃんも最初はどこか不気味な雰囲気のある女の子ですが、話が進むにつれて隙が見えてきて段々可愛く感じてきます(笑)

第32位:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

2014年全25話ロボットファンタジー

あらすじを読む
高度に進化した情報技術「マナ」を手にした人類は、その魔法のごとき力で平和で何不自由ない理想郷を手に入れた。「ミスルギ皇国」の第一皇女・アンジュリーゼは己がマナが使えない「ノーマ」だったために僻地の離島に隔離される。そこで待ち受けていたのは、戦いしか知らないノーマの少女たちとの出会い。変形人型兵器「パラメイル」のライダーとして、次元を超えて侵攻してくる巨大攻性生物「ドラゴン」を狩る日々だった。名前を奪われ、兵士となった「アンジュ」が、戦いの果てに見るものとは。一人の少女の不屈の物語が今、始まる。(Amazonプライムビデオより)

 

サンライズが生み出した問題作。

内容についてざっくり言うと、お姫様として生まれ順風満帆な人生を送っていた主人公がとある事をキッカケにどん底に落ち、そこから這い上がっていくという話ですね。

舞台となるのは、「マナ」と呼ばれる万能の力を持つ人間と、マナを扱えない「ノーマ」と呼ばれる人間に分かれた世界。そこでは、力を持たないノーマは被差別の対象であり、非人道的な扱いを受けていました。

主人公は、マナの力が発展した国家である「ミスルギ皇国」の第一皇女として生まれます。当然、王族であるからには彼女もマナが扱えると誰もが思い込んでいたわけですが、実はノーマであった事が判明。地位も名誉も全て失った彼女は「アルゼナル」と呼ばれるノーマの収容施設へ送られ、わけもわからず謎の生物「ドラゴン」と戦う日々が始まります。

序盤こそか弱いお姫様といった感じの主人公ですが、途中からはもう吹っ切れてメキメキと成長していく様が面白いです。やる気になると最強系の主人公ですね。

ロボット、SF、ファンタジー、エロ、グロ、レズなど、とにかく色々な内容が盛り込まれているため、見る人によって好き嫌いが大きく分かれる作品と言えるでしょう。シリアスとギャグが良い感じに混ざり合っており、設定自体は差別主義的な部分があって割と重めなのですが、ところどころに入ってくるエロ要素がそれを吹き飛ばしてしまいます。

もはやラッキースケベの度を越えている主人公の恋人ポジションキャラ、視線だけで全身の服を破いてしまうラスボスなど、とにかくもうツッコミどころ満載のシーンばかりで笑ってしまいました。

とにかくぶっ飛んでいる作品なので、アホらしい展開も笑顔で受け止められるという人は楽しめると思います。むしろあまり頭を使うとついていけなくなるので、見たままを受け止められる人向けかもしれません。後半はやや超展開となりますが、全体で見ればシナリオもしっかりしています。あのガンダムを生み出したサンライズが作っているので、ロボットアクションのシーンも普通に見どころがある。

あと、個人的に好きなのがメタ発言満載の次回予告。本編が終わったらすぐに飛ばして次の話へという方も多いかもしれませんが、この作品に関してだけは飛ばさずに見る事をおすすめします。

第31位:NEW GAME!

2016年~全24話(1期~2期)お仕事系

あらすじを読む
高校を卒業して、ゲーム会社「イーグルジャンプ」の新入社員となった涼風青葉。小学生の頃から好きだったゲームを作ったという上司をはじめ、グラフィックチームの優しい先輩たちに囲まれて、青葉は社会人生活を歩み出していく。

 

仕事で疲れた人が現実逃避するためのアニメ。

ゲーム制作会社を舞台に、ヒロインの日常・勤務生活を描く。ざっくり言うと、美少女たち一生懸命ゲームを作っていくというお話です。

原作が4コマ漫画という事もあり、基本的にほのぼのとした展開が多め。お仕事系アニメというと、他に『SHIROBAKO』や『花咲くいろは』が名作として挙げられますが、あそこまでせわしくありません。

悪く言えば盛り上がりに欠けるわけですが、良く言えばそれだけ気楽に見れるという事。可愛いキャラばかりでとにかく和むので、特に何も考えずに現実逃避したい時などに見たくなりますね。現実の職場にありがちなギスギスやドロドロといった描写も無く、基本的にみんな良い人で安心です。

男性キャラが一切出てこなかったり、トラブルが発生しても何だかんだで乗り越えられてしまったりと、色々とご都合主義的な展開もありますが、そんなのは気にせずに見ましょう。

個人的な推しキャラは滝本ひふみちゃん。普段は寡黙だけどネット上のやりとりでは饒舌になるという微笑ましい女の子です。リアルだと人と上手くコミュニケーションできない姿とか、おどおどした様子がとにかく可愛い。スタイルも良く、ちょいちょいサービスシーンなども披露しているので必見です。

第30位:東京喰種トーキョーグール

2014年~全48話(1期~4期)ダークファンタジーバトルアクション

あらすじを読む
人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延する東京。 上井大学に通う青年カネキは女性の喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、直後に起こった鉄骨の落下がリゼに当たったことで捕食を免れ、命も取り留める。しかしその後、彼女の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。

 

いや、主人公可哀相すぎるだろ…。

見た目は人間と変わらないにもかかわらず、人を喰らうことで生きる「喰種(グール)」が存在する世界で、ある日突然喰種になってしまった主人公・金木研が苦悩や葛藤していく様を描いた作品。

物語の展開はとにかく苦難の連続で、『悲劇の主人公』とはまさにこの事。そもそも、喰種になった理由も、不慮の事故で死にかけていたところに喰種の臓器を無理やり移植されたというもので、本人の意思ではありません。

その時点でなかなか気の毒なのですが、その後もわけもわけらず闘いに巻き込まれたり、死にたくなるような酷い拷問を受けたりと、理不尽過ぎて可哀相になります。

ただ、物語が進むにつれて徐々に強くなり、序盤の温厚で気弱そうな姿からは想像もできないような成長を遂げます。特に1期最終話の覚醒する場面はアニメ史に残るレベルの名シーンで、何度見ても震えます。

この顔で主人公ですからね(笑)世界観だったり、キャラクターデザインだったり、何かと中二心をくすぐる要素が多いため、そういった作品が好きな方にはぴったりだと思います。

 

ただ、特にアニメが面白かったのは1期までで、その後はだんだん減速していってしまったのが残念なところ。特に後半は尺の問題からなのか、駆け足で進む展開が多く、原作未読の方からすれば頭にハテナが浮かぶような場面も多数でした。

肝心のバトルシーンに関してもやはり1期最終話がピーク。ついこの前までやっていた4期なんて重要なシーンなのに紙芝居みたいな描写が多くてビックリしました。スタジオは変わっていないはずなのに何でこうなってしまったのか、悔やまれます。

第29位:薄桜鬼

2010年~全34話(1期~3期)恋愛アドベンチャー新撰組

あらすじを読む
幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭学医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。

 

男性の方もぜひ見てください。

新選組を題材にした女性向け恋愛アドベンチャーゲームが原作のアニメ。じゃあ何で男の自分が見ていたのかというと、ヒロインの雪村千鶴ちゃんが死ぬほど可愛いからです。

見た目だけでなく、一途で健気な姿勢が本当に可愛い。幕末が舞台という事で、基本的に闘いばかりの描写が続くわけですが、非力ながら何とか新選組隊士たちの力になりたいと頑張る姿には心を打たれます。

というか、全体的にそこまで恋愛描写のようなものは多くないので、原作が乙女ゲームだからとか関係無しに楽しめます多分。隊士たちの生き様はとにかくカッコいいですし、あまり歴史に詳しくない僕でも何となく時代背景のようなものがひしひしと伝わってきました。

恋愛アドベンチャーという都合上、全部が全部史実通りの展開というわけにはいかず、ところどころオリジナル要素もあるようですが、幸い僕は新選組に詳しく無いので違和感無く見れています。そういうのに神経質な方は少し注意が必要かも?

イケメン隊士たちを目的に見ている女性が大半でしょうが、ヒロインの可愛さ目的に見ている男性も一定数いるとの事なので、どちらでも楽しめる作品だと思います。

第28位:ハイキュー!!

2014年~全60話(1期~3期)バレーボール青春

あらすじを読む
ある日偶然春高バレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は、「小さな巨人」と呼ばれ躍動する地元・宮城県立烏野高校のエースに心奪われバレーボールを始める。低身長という身体的不利を補って有り余るほどの類稀なる運動神経とバネ、バレーへの情熱を持ち併せていた日向であったが、入学した中学校のバレー部に指導者どころか自分以外の部員がいないなど環境に恵まれず上達の機を逸していた。中学3年の夏、やっとのことでメンバーを集めて出場した最初で最後の公式戦で、日向率いる雪ヶ丘中は「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター・影山飛雄擁する強豪・北川第一中に惨敗してしまう。影山に中学校での3年間を否定された日向は、影山へのリベンジを果たすべく憧れの烏野高校排球部に入部。晴れて迎えた部活動初日、体育館に入った日向の目の前には影山の姿があった。初めは反発し合っていた二人だが、それぞれの持ち味を生かした“トスを見ない”クイック攻撃、通称・「変人速攻」を編み出し、独りでは見ることのできない「頂の景色」を見るため、個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に全国大会を目指すこととなった。

 

圧倒的青春。

バレーボール選手としてはかなり小柄な主人公・日向翔陽が同じバレー部の仲間たちとともに全国を目指していくという物語。原作が週刊少年ジャンプ連載作品という事で、王道過ぎるシナリオ展開になっていますが、とにかく爽やかで眩しいです。

最近のスポーツ漫画にありがちな超能力系の描写もあまり無く、どちらかと言えば仲間との連携だったり、戦略による頭脳戦だったりと、比較的リアルな試合が描かれています。

「ジャンプ作品、カッコいい男性キャラばっかり、スポーツ漫画」という点で考えると、似たようなものに『黒子のバスケ』が挙げられますが、爽やかさで言えばこちらの方が上だと思います。何だろう、やはり舞台のモデルが東北地方の田舎町という事で、美しい風景描写がより青春感を際立たせているのかもしれません。

あと、キャラが敵味方問わずに良い人たちばっかりなんですよね。皆それぞれスポーツマンとしての誇りを持っていて、邪心を感じさせない。黒子のバスケの場合、ラフプレーをかましてくるヤツだったり、いかにも敵な感じのキャラも割と出てくるのですが、ハイキューに関してはそんなヤツは出てきません(今のところ)。

とにかく爽やかオブ爽やかで熱い作品なので、清々しい気分になりたい人におすすめです。作画も良くヌルヌル動きます。

第27位:True Tears

2008年全13話恋愛青春

あらすじを読む
絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、両親を亡くし仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」、両親の4人で暮らしている。眞一郎の母は、ある理由から比呂美につらく当たっていた。 ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、涙が流せなくなったのだという。眞一郎は彼女との出会いをきっかけに比呂美、親友「野伏三代吉」、幼馴染「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方に変化を生じさせていく。彼らはそれぞれに悩み、すべきことを模索し、成長していく。

 

OP曲「リフレクティア」がとにかく神。

富山県に実在する街をモデルにした現実味溢れる舞台設定と、綿密に描かれた心理描写が特徴的な作品。高校生達の青春群像劇を描かれていますが、全体的に繊細で儚い雰囲気が漂っています。

主人公が絵本作家を目指している事もあり、たびたび入るモノローグが幻想的で印象に残ります。ポエム要素が多く、言葉足らずで正直何を言っているかわからない事も多いのですが、逆にそれが神秘的で良いのかもしれません。

ヒロインは3人で多種多様。いわゆる不思議系で、不可解な行動が多いものの、ちゃんと芯は持っている石動乃絵。優等生で大和撫子、スタイルも良しという王道系の湯浅比呂美。明るく活発で一つ年上の幼馴染系、安藤愛子。性格も見た目も全く異なるこの3人と主人公のやりとりは非常にドラマ性があり、それぞれの魅力を引き出します。

そして、個人的に一番思い入れ深いのがOP曲である「リフレクティア」。数あるアニソンの中でも神曲と名高く、透明感のある歌声を聞くと劇中の美しい風景描写が蘇ります。今でも定期的にTrue Tearsを見返していますが、何度見てもOPを飛ばす事はありません。それくらい、物語にとって大切な曲だと思っています。

雰囲気重視の青春系アニメが見たい方にぜひおすすめしたいです。

第26位:ヒカルの碁

2001年全75話囲碁

あらすじを読む
運動好きで頭を使うことが嫌いなごく普通の小学校6年生である進藤ヒカルは、祖父の家で古い碁盤を見つける。碁盤の血痕に気づいたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。非業の死を遂げたという佐為はかつて棋聖・本因坊秀策にも取り憑いていたという。囲碁のルールも歴史も知らないヒカルであったが、「神の一手を極める」という佐為にせがまれて碁を打ち始める。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に物語は進む。

 

囲碁がわからなくても楽しめます。

平凡な少年・進藤ヒカルがかつての天才囲碁棋士・藤原佐為の幽霊に取り憑かれた事で囲碁の世界に巻き込まれ、「神の一手」を目指していくという物語。放映された当初はまだ囲碁といえば年配の方の趣味といった印象が強かったものの、この作品のおかげで若年層にも浸透し、一大ブームとなりました。実際、自分もこの作品を通して囲碁を知った一人です。

囲碁という渋いゲームが題材となっていますが、話の主軸は主人公である少年の成長物語なので普通に楽しめます。ルールを知らなくても全然問題無し。結局のところ、僕も最後まで基本的な用語の意味すらわからなかったのですが、それでも面白かったです。

何よりも見どころなのが、主人公ヒカルの底知れぬポテンシャル。最初は幽霊である藤原佐為に碁を打たせていたのですが、徐々に自分でも打ちたいという願望が湧き始めます。で、実際に自分で打ってみたら、強いのなんの。まだ囲碁を始めて間もないにもかかわらず、作中屈指の猛者たちを驚かせます。「平凡そうな主人公が実は一番の天才だった」というオチで、中盤から終盤にかけての成長が凄まじくて痺れますね。特に62話目で覚醒するシーンは今でも頭から離れません。

単純な無双系アニメではなく、負けるべところではしっかり負けているというところもリアルで良い。壁にぶつかり、葛藤を抱えながらも前に進もうともがくその姿はやはり少年漫画なんだなと実感させられます。決して派手ではないけれど、見てよかったと思える作品です。

第25位:機動戦士ガンダムユニコーン

2016年全22話ロボットSF

あらすじを読む
西暦最後の日――。 地球の低軌道上に建造された地球連邦政府首相官邸≪ラプラス≫では、西暦から宇宙世紀への改暦セレモニーが行われていた。しかしその最中、≪ラプラス≫は突然のテロ行為によって爆破されてしまう。 貧困からこのテロ行為に加担した青年サイアム・ビストは、乗ってきた宇宙船が口封じのために爆破されるも即死を免れ、宇宙を漂う。そして、≪ラプラス≫の残骸から偶然にもあるものを発見する。これこそがその後、『ラプラスの箱』と呼ばれる禁忌の存在であった。 時は流れ、U.C.(宇宙世紀)0096――。 「シャアの反乱」から3年が経ち、地球圏は平穏を取り戻したかのようにみえた。 そんな中、アナハイムが所有する工業コロニー≪インダストリアル7≫において、『ラプラスの箱』の力によって栄華を極めたビスト財団と未だ存在するネオ・ジオン残党(通称“袖付き”)との間でとある謀議が交わされようとしていた。それはビスト財団が『ラプラスの箱』を袖付きに引き渡す、というものであった。 開ければ連邦政府が転覆する、とさえ言われる『ラプラスの箱』。この譲渡を連邦政府が見過ごすはずはなく、上層部はロンド・ベル隊の一部隊や特殊部隊を投入し、『箱』の奪取を企てる。 そして、単身『箱』の譲渡阻止のため行動する一人の美少女を、日々の生活に“ずれ”を感じる少年バナージ・リンクスが助けたことから、運命の歯車が大きく動き出す。 『ラプラスの箱』とは一体何なのか?そして『箱』に隠されているとされる、宇宙世紀の秘密とは――?(ニコニコ大百科より)

 

良い大人に恵まれた主人公がひたすら羨ましいです。

戦争とは関係の無い民間人の少年がいつの間にか戦いに巻き込まれていくという、ロボットアニメとしては定番のストーリー。仮面を被った宿敵、悲劇的な女性キャラ、倫理など度外視して己の利益のためだけに戦争を煽る人々など、ガンダムシリーズのツボをしっかりと押さえているため、長年のファンはもちろん、ガンダムは初めてという方でも楽しめると思います。

ガンダムの主人公って、やたらねちっこかったり、捻くれていたり、精神的に脆過ぎたりと、見ていてちょっと辛いようなキャラも多いのですが、本作の主人公バナージ・リンクスは最初から割とまともなキャラで安心して見れました。

理不尽な形で戦争に駆り出されたにもかかわらず、かんしゃくを起こしたり狂ったりするような描写もあまり無い。それもそのはず、彼は周りの大人にすごく恵まれているんですね。

それぞれ確たる信念と責任感を持った大人たちが、若者を導いていく作風には安心感を覚えました。自分もこんな人たちに囲まれた人生ならもっと真っ直ぐ育っていただろうななんて思ってしまったり。

シナリオ以外の部分で言うと、BGMや挿入歌も抜群に良いです。特に「ON YOUR MARK」という曲が個人的にお気に入りで、いわゆる名シーンと呼ばれる部分の大半でこの曲またはアレンジver.が流れています。声優さんたちの熱演も心に響くものばかりで素晴らしいです。

ガチなガンダムファンからすると設定がおかしいとか、原作の方が良いとか、色々と賛否両論の分かれる作品のようですが、自分みたいなライトな層からすると特に不満も無く楽しめました。

第24位:いぬやしき

2017年全11話SFスーパーヒーロー・フィクション

あらすじを読む
主人公・犬屋敷壱郎は、58歳でありながらそんな風には見えない風貌もあり、会社からも家族からも見放され孤独な日々を送っていた。ある日、胃がんを患い余命3ヶ月であることを宣告された犬屋敷壱郎は、家族に伝えるべきか悩む。そんな犬屋敷であったが、犬との散歩中に高校生の獅子神皓と共に宇宙人が起こした事故に巻き込まれてしまう。事故の発覚を恐れた宇宙人はこの2人を機械生命体に変えてしまう。この出来事以降、2人はそれぞれの能力の使い方で葛藤を抱えながら生きていくことになっていく…。(ニコニコ大百科より)

 

58歳のおじいさんが主人公って…。そんな事あります?

ある日突然、宇宙人によって機械の体に改造されてしまった2人。片方は定年間近のおじいさん、もう片方はまだ高校生という事で、価値観の違いからその驚異的な力をどう扱うのかが全く異なります。

余命宣告を受け、もはや生きがいを失っていたおじいさん・犬屋敷壱郎は力を得た事をキッカケに人助けの道へ。最初はその力をイタズラ程度に使っていた獅子神皓(家族や友人以外の命はどうでも良いという極端な性格の持ち主)は徐々にエスカレートして人殺しの道へ。

全く同じ力を与えられたにもかかわらず、目的の違いから最終的にぶつかり合っていくという展開になっています。

主人公がまさかのおじいさんという事で、まずそこにビックリしました。大体の作品において、老人というのは若いメインキャラへのアドバイザーだったり、はたまたとんでもない強大な力を持つラスボス的なポジションだったりするわけですが、この作品では堂々のヒーローという位置づけ。それが個人的にはとても新鮮で面白いです。

それなりに残忍な描写も多いですが、そこには様々なヒューマンドラマが繰り広げられていて、何かと考えさせられます。特にラストは涙無しでは語れないので必見です。

第23位:冴えない彼女の育てかた

2015年~全24話(1期~2期)ラブコメ

あらすじを読む
主人公の安芸倫也は、豊ヶ崎学園の2年にして、ディープなオタク。趣味のために続けている新聞配達のバイトの途中、ある少女と出会う。彼女との出会いに運命的なものを感じ、彼女をヒロインにゲームを作ろうと企画を練る倫也。しかし一ヶ月後、彼女に諸用で声をかけられてはじめて、あの時の彼女が同じクラスだったのに名前も顔も覚えていなかった加藤恵という同級生だと分かる。
運命的な出会いに反し、致命的にキャラが立っていない恵に対して倫也は宣言するのだった。「俺が、お前を、胸がキュンキュンするようなメインヒロインにしてやる!」
こうして、本格的に同人ゲームを作ることを決意した倫也は、校内の有名人である、同級生の澤村・スペンサー・英梨々と1学年先輩の霞ヶ丘詩羽を企画に誘うのだが・・・(Wikipediaより)

 

とにかくキャラが可愛くて萌えます。

主人公である安芸倫也が可愛い女の子に囲まれながらギャルゲーを作っていくというお話。ハーレム要素が強いクリエイター系アニメといった感じですね。「彼女」と書いて「ヒロイン」と読みます。通称:冴えカノ。

テンポの良い会話劇が特徴で、一癖も二癖もあるヒロインたちに振り回される主人公といった構図で話は進んでいきます。

ところどころで熱いクリエイター論のようなものが語られ、正直クリエイターでも何でもない自分には良くわからない点も多いのですが、それでもキャラが可愛くて魅力的全部OKっていう結論になりました。

毒舌&お色気担当の霞ヶ丘詩羽、金髪ツインテールでツンデレといういかにもな澤村・スペンサー・英梨々、スタイルは抜群だけど性格はボーイッシュな氷堂美智留など、メインヒロイン以外にも多種多様なヒロインが登場するので、きっとあなたの推しキャラが見つかるはず。

ちなみに、タイトルでもある「冴えない彼女」とはメインヒロインである加藤恵の事を差します。これまた不思議な性格をしている子で、作中では空気系ヒロインといった扱いを受けているわけですが、視聴者的には今までに無かった系統のヒロインであるため、実はちっとも冴えてなくない。この辺が作品の魅力とも言えるかもしれません。

何に対しても反応が薄い彼女に、肩透かしを食らいつつも萌えを感じてしまうはずです。

第22位:ペルソナ4

2011年全26話ミステリーバトルアクション青春

あらすじを読む
2011年4月11日。両親の海外出張で日本に残された主人公は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。彼が転入した高校では、「雨の夜の午前0時に点いていないテレビで自分の顔を見つめると、別の人間が映る」という「マヨナカテレビ」の噂が流れていた。この噂は実際に起こりつつあった怪異の一端であり、マヨナカテレビの噂を確かめようとした主人公、陽介、千枝はテレビの中の異世界の存在を知ることになる。同時期に町で発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ主人公たちは、異空間を探る中で「シャドウ」と呼ばれる化け物に襲われ、日常の裏にある世界の闇を垣間見ることになる。 怪異に触れることで、自らの抑圧された感情の化身を具現化して使役する「ペルソナ能力」を発現させた彼らは、警察に話しても信じてもらえないという考えから、秘密を共有する仲間と共に、事件や異世界に隠された真実を追うべく、自称「特別捜査隊」を結成することになる。主人公は表向きはごく普通の高校生として、学業や部活やアルバイトに励み、多くの人々と交流を築く一方で、放課後には仲間と共にシャドウが徘徊する異空間で戦い、事件に巻き込まれた人々を助け、事件の解決のために奔走する。 (Wikipediaより)

 

PS2のゲームを原作としたアニメで、八十稲羽市という架空の田舎町を舞台に、「ペルソナ」と呼ばれる特殊能力(召喚獣的な存在)を手に入れた主人公一行が町で次々と起こる怪奇連続殺人事件の解決に挑んでいくという物語。

ギャグパートとシリアスパートのバランスが非常に上手く取れており、シナリオのテンポも良いです。戦闘シーンもありますが、どちらかと言えばミステリーとしての謎解き要素の方が強いため、バトルものがあまり好きでないという方にもおすすめできます。犯人は意外な人物だったりするので、登場キャラ一人一人を良く観察しながら見て欲しいなと思います。

原作のゲーム自体がかなりのボリュームのため、良くアニメ化できたなというのが実際にプレイした自分の感想。もちろん、尺の問題で個人的に肝心と思えるやりとりなどが省かれてしまっている点が残念でしたが、それでも全体としてかなりまとまっていると思う。

青春をテーマにしている事から、見終わった後は「俺もこんな青春時代を送りたかったな…」と少し虚しくなります。ゲームをプレイするとより感動が深まる事間違い無しなので、時間に余裕のある方はぜひ。

第21位:鋼の錬金術師

2003年全51話バトルアクションダークファンタジー

あらすじを読む
錬金術が科学として発達した世界にある軍事国家「アメストリス」。そこで、幼い頃から共に卓越した錬金術の才能を持っていたエドワード・エルリック(エド)と弟のアルフォンス・エルリック(アル)は、病気で亡くした母を錬金術で最大の禁忌とされる「人体錬成」によって蘇らせようと試みるが失敗し、エドはその代償として自らの左脚を、アルは自らの全身を失ってしまう。エドはとっさの判断で自らの右腕を代償にアルの魂をその場にあった全身鎧に定着させ、なんとか弟を死の淵から救い出す。しかし、エルリック兄弟が失ったものはあまりにも大きかった。 その後、「国家錬金術師」と呼ばれる国家資格を取れば高額な研究費が支給され、特殊文献の閲覧や国の研究施設の利用が可能となり、身体を取り戻す方法を見つけられるかもしれないという話がエドの耳に入る。機械鎧技師であるピナコ・ロックベルとピナコの孫で幼馴染のウィンリィ・ロックベルに「機械鎧」(オートメイル)と呼ばれる鋼の義手と義足を身に着けてもらうことを決意したエドは、1年間のリハビリを経てアルとともに国家錬金術師の試験を受ける。人体錬成を行ったことにより、手のひらを合わせただけで錬成を行えるという能力を得ていたエドは、国家錬金術師の資格を史上最年少で取得する。鋼の右腕と左脚を持つことから国家錬金術師としての二つ名「鋼」を与えられたエドは故郷を捨て、アルとともに身体を取り戻す方法を探すための長い旅へ旅立った。 (Wikipediaより)

 

『鋼の錬金術師』のアニメ作品には、「無印版(2003年)」と「FULLMETAL ALCHEMIST版(2009年)」の2種類が存在しますが、ここで取り上げるのは無印の方。

幼い頃に行った人体錬成(人を作り出す行為、禁忌とされる)の失敗により肉体を失った2人の兄弟が、自身の身体を取り戻すための旅に出るという大まかな内容は同じですが、放送当時はまだ原作が完結していなかった事もあり、中盤以降はオリジナルの展開を繰り広げていきます。

原作には登場しないキャラクターが出てきたり、ホムンクルス(人造人間、主人公からすれば敵となる存在)の設定が全く異なっていたりと、所々で相違点はあるものの、こちらはこちらで普通に楽しめます。どちらかと言うと、原作よりもダークファンタジー寄り。全体的な描写もやや重めで、特に後半はシリアスな描写が続きます。

放映されたのが2003年とかなり前なので、そもそも無印版が存在したという事すら知らない方もいるかもしれませんが、FULLMETAL ALCHEMIST版が気に入ったのであればこちらもぜひ。

 

個人的に、無印版のエンヴィーが大好き。原作ではどちらかと言うと雑用的な役割ばかりでやや小物臭のするホムンクルスでしたが、無印版では実力・地位ともにトップクラスの存在になっています。

声を担当されているのが山口眞弓さんという事で、FA版(高山みなみさん)よりも低音な感じになっていてカッコいい。もはや別キャラですね。

ラスボスも原作とは全く違うので、予想外な展開を楽しんで欲しいです。

第20位:黒子のバスケ

2012年~全75話(1期~3期)バスケットボール青春

あらすじを読む
帝光中学校バスケットボール部。部員数は100を超え全中3連覇を誇る超強豪校。その輝かしい歴史の中でも特に「最強」と呼ばれ、無敗を誇った10年に1人の天才が5人同時にいた世代は「キセキの世代」と呼ばれている。 が、「キセキの世代」には奇妙な噂があった。誰も知らない、試合記録も無い、にもかかわらず、天才5人が一目置いていた選手がもう1人、「幻の6人目」がいたと…。 (Wikipediaより)

 

10年に1人の天才「キセキの世代」と呼ばれるキャラクターたちを中心にしたバスケットボールアニメ。イケメンキャラばかりという事で、女子人気の高い作品だが、男性が見ても普通に楽しめます。

やや超能力系で、現実にはあり得ないようなプレーもあるため、硬派なスポーツ漫画(「スラムダンク」みたいな)が好きな方からは不評を買うかもしれませんが、自分は「テニスの王子様」を見て育った世代なので、特に違和感無く見る事ができました。展開自体は熱いですし、作画もめっちゃ綺麗なので細かい事を気にせず見る分には良作だと思います。

物語を通して、「天才と凡人の違い」に焦点が当てられている点が特徴的です。作中では「キセキの世代(5人)」「無冠の五将(5人)」「火神大我(主人公の相棒)」という合計11人の天才が登場するのですが、他の追随を許さない圧倒的な力を持っているため、その他のキャラは皆「凡人」、良くて「秀才」程度の位置付けに留められています。

それにより、基本的にはその天才たちの活躍が勝負を左右する事が多いです(特に前半は)。これをどう受け止めるかで評価が大きく分かれると言えるでしょう。「スポーツはチームでやるものだろ」という考えの方から見るとつまらないかも。僕はある特定のキャラが無双する系の展開が好きなので、上手くハマった形ですね。

ちなみに、主人公自身は天才ではないという点に注目。「僕は影だ」という名言を残しており、スポーツ漫画の主人公なのにもかかわらずサポートに徹するという珍しいポジションです。彼が所属する誠凛高校も基本的には凡人の集まりなので(火神以外)、そんな集団が天才と呼ばれるライバルを相手にどう立ち回るかが見どころの一つ。

前半に比べ、物語の後半はどちらかと言うと「努力」にフォーカスした内容になっており、王道のスポ根として見れるので感動する事間違い無し。やっぱりなんだかんだ言ってもジャンプ作品ですね。

第19位:進撃の巨人

2013年~全49話(1期~3期)パニックファンタジー

あらすじを読む
人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。(Wikipediaより)
人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされた。生き残った人類は、「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」という巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。(Wikipediaより)

 

わざわざ説明する必要も無いであろう超有名作品。映画で実写化もしており、色々な意味で話題を呼びました。

舞台となるのは、人間を食らう正体不明の「巨人」が無数に存在する世界。このままでは人類存亡の危機という事で、主人公をはじめとする「調査兵団」が巨人に立ち向かっていくという物語です。

「巨大生物vs人間」という、フィクションとしてはありがちな構造ではあるものの、とにかく謎が多くて考察し甲斐があります。巨人の正体が明らかになるにつれ、「序盤のアレはそのための伏線だったのか!!」と驚かされる事もしばしばで、とにかく続きが気になってしまう事間違い無し。

筆者は原作組なので、アニメはどちらかといと作画を楽しむために視聴していました。「いや、これアニメーターの方たち死んでるでしょ…」とツッコんでしまいたくなるくらい作画が美しく、立体機動装置と呼ばれる武器を駆使しながらダイナミックに戦う兵士たちの姿は必見です。

 

アクションシーン以外の推理パートも非常に見応えがあり、まさかの人物が黒幕だったりするもするので、それぞれのキャラクターの動きを良く注意しながら見るとより面白いと思います。

第18位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

2011年全11話恋愛ファンタジー

あらすじを読む
宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道の6人は、小学校時代に互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成して秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、超平和バスターズは決別、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では疎遠な関係となっていた。 高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた仁太達は再び集まり始め、それぞれ抱えていた思いをぶつけあいながら絆を少しずつ修復していく。

 

通称「あの花」。ドラマ実写化もしているので、アニメファン以外でも名前くらいは聞いた事があるかもしれません。埼玉県・秩父市をモデルにしているという事で、秩父出身の筆者にとっては思い入れが深い作品です。

子どもの頃、仲間1人(ヒロイン、通称めんま)の死をきっかけに徐々に疎遠になってしまった6人の幼馴染グループ「超平和バスターズ」。しかし、時が流れて高校生になった主人公の前に突如めんまが幽霊として現れ、「お願いを叶えて欲しい」と頼んでくるところから物語はスタート。

その「お願い」とは一体何なのか、実はめんま本人もわかっていないようで、困った主人公はかつての仲間たちに協力を仰いでいきます。そこで再び集まった「超平和バスターズ」がめんまを成仏させるために、あれやこれやと奮闘していくというお話。

 

作画が非常に綺麗なため、一見爽やかな作品にも思えますが、よく見ると実は昼ドラのようなドロドロ展開というのが非常に面白く、それぞれキャラクターの心理がかなりリアルに描かれています。

男女が6人も集まれば、そりゃ色恋沙汰もあるわなといった感じで、「めんまのため」とは言いつつも、実は皆自分の目的のためだけに動いていたというオチには少し恐怖を感じてしまいました。

 

また、シナリオ以外の部分としては、BGMや挿入歌の良さも見どころの一つ。中でも「secret base 〜君がくれたもの〜(原曲ZONE)」のあの花ver.は必聴です。昔「キッズウォー」というドラマをリアルタイムで見ていた筆者にはとにかく刺さりました。

全11話と短いながらも、しっかりと泣けるポイントが用意されているので、少し時間が空いた時にまとめて見て欲しいです。時間を空けずぶっ通しで見る事でより感動が深まるはず。

第17位:未来日記

2011年全26話バトルロワイヤルサイコスリラーサスペンス

あらすじを読む
周囲に関わろうとせず「傍観者」であることを望む中学2年生の少年・天野雪輝は、見聞きした全てを携帯電話の日記に付けていた。友人と呼べるのは、自分の空想した人物、時空王「デウス・エクス・マキナ」と彼の小間使い「ムルムル」だけである。ところがある日、自分がまだ体験していないはずの未来が日記に書かれるようになる。

 

「未来日記」と呼ばれる、将来の出来事を予知可能な日記を手に入れた12人が「神」の座を狙って殺し合うバトルロワイヤル系作品。

面白いのが、それぞれの日記で予知できる内容が微妙に違うという点。たとえば、主人公・天野雪輝の「無差別日記」は自分を中心とした周囲の未来を無差別に予知する、いわゆる万能型の能力を持つのに対し、ヒロイン・我妻由乃が所持する「雪輝日記」は雪輝の未来を10分おきに記録するといった非常に限定的な能力しか持ちません。

しかし、だからと言って全く役に立たないというわけではなく、むしろこの2人の日記が組み合わさる事で未来の「完全予知」が可能になるなど、使い方やパートナーの組み合わせによって全く異なった戦い方ができるため、一体誰が誰と手を結ぶのかなど先の展開を推理していく楽しさがあります。

 

そして、何といっても最大の見どころがヒロインの狂気なまでのヤンデレっぷり。ヤンデレと言えば彼女というくらい、ヤンデレ界を代表するキャラクターです。

目的のためであれば平気な顔で人を殺す。こんなヒロインが他にいますか?w 主人公を愛しすぎるがゆえに理解不能な行動を取り続けるその姿には目が離せなません。狂いすぎてもはやホラーの領域なので、怖いのが苦手な人は注意。

また、サスペンス要素も強いため、序盤からたくさんの伏線が張られまくります。特にヒロインについては隠された謎が多すぎて、一体こいつは何者なんだと先が気になる事間違い無し。

ヤンデレ系が好きな方にはぜひともおすすめしたいです。

第16位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

2013年~全26話(1期~2期)学園ラブコメ

あらすじを読む
千葉市立総武高等学校に通う高校2年生の比企谷八幡は、入学式当日に交通事故に遭ったせいもあり高校でも友達が出来なかったことから、友達を作ることを諦めて「一人ぼっち」を極めようとしていた。妙な屁理屈をこねながらぼっちな高校生活を謳歌しつつリア充を嫌い呪っていた八幡だったが、生活指導担当の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。そこで八幡は、校内一の才女として知られる雪ノ下雪乃と出会う。 (Wikipediaより)

 

通称「俺ガイル」。捻くれ者で友達のいない主人公が、ある日「奉仕部」と呼ばれる部活へ強制的に入れられた事をキッカケに、周囲の様々な問題とぶつかっていくストーリー。良くある「無気力だけどやればできる系」の主人公で、周りとは少し違う視点からの発想で事件を解決へ導いていく様には驚かされます。

とにかくキャラの心理描写がリアルで、特に主人公は捻くれているがゆえに、現実感を漂わせる言動が目立つ。思わず「あるあるw」となってしまうシーンも。ありがちなご都合主義展開だけではなく、「まぁ、実際の人間関係ってこういうものだよな」といった展開もあるので、共感できる部分が多いです。

奉仕部のメンバーは主人公を含めた3人で、ヒロインの2人は見た目も性格も大きく異なり、超毒舌で、見ようによっては主人公よりも捻くれている雪ノ下雪乃。元気で少しおバカ、それでも頑張ってアニメのムードを高めてくれる由比ヶ浜結衣。果たしてどっち推しになるのか気になるところ。個人的には、雪乃と主人公のテンポの良い掛け合いが好きです。見た目は結衣ですが…。

1期と2期で作品の雰囲気が大きく異なるので、その点にだけ注意して欲しいです。1期はギャグ展開が中心ですが、2期はほとんどシリアス展開でちょっと苦しい。また、原作が結末を迎えないままアニメ化してしまったので、中途半端なところで話が終わってしまったのも少し残念なポイント。

何かしらの形で再び映像化されるのを願うばかりですね。

第15位:ラブライブ!

2013年~全26話(1期~2期)アイドル学園青春

あらすじを読む
東京都千代田区にある、ごく普通の女子高校の「音ノ木坂学院(おとのきざかがくいん)」。地域の人々の想い出に育まれた歴史と伝統あるこの学院も時代の流れには勝てず、3年後に迫る学校統廃合の危機に瀕していた。そんな中、9人の生徒が立ち上がる。彼女たちは、自らがアイドルとして活動し、学校の名を世に広め、入学希望者を増やそうと考えたのだ。今、少女たちと、まだ見ぬファンのみんなで叶える物語=スクールアイドルプロジェクトが始まった。 (Wikipediaより)

 

「ラブライバー」という単語を生み出し、一時は社会現象を巻き起こした作品。筆者自身、もともとはラブライバーで何度か声優グループ「μ's」のライブに参加した事がありますが、ラストの東京ドーム公演は本当にファン同士の団結力が凄まじくて感動しました…。

物語としては、主人公たちの通う学校が入学者の減少を理由に廃校予定となってしまい、それを何とか救うためにアイドル活動をしていくという青春ストーリー。

面白いのが、全編を通して見ていく中で推しキャラがコロコロと変わってしまうという点。筆者は最初は南ことり推し(単純に見た目だけで判断)で入ったのですが、実際に話が進む中で絢瀬絵里→矢沢にこ→西木野真姫→東條希→星空凛といった感じでかなりの浮気をしてしまいました。

基本的に各話ごとに「お当番回」的なものが存在し、特定のキャラに焦点があてられるのですが、そこでの掘り下げ内容がとにかく素晴らしく、最初は全く興味の無かったキャラクターがいつの間にか好きになってしまったりします。(筆者の場合、西木野真姫と矢澤にこは当初全く眼中にありませんでした。)

 

劇中の挿入歌もシナリオにマッチしたものが多く、それまでの苦労などを照らし合わせて歌詞を聞いてみると感動もひとしお。

内容を知らない方からすると単なる萌えアニメと捉えられてしまう事もありますが、実際に見てみると結構スポ根的なノリも多いので、あまり偏見を持たずに見ていただきたい作品。

第14位:フルメタル・パニック!

2002年~全60話(1期~4期)SFミリタリーアクションロボット学園ラブコメ

あらすじを読む
幼少期から戦場に身を置いてきた1人の兵士を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。 (Wikipediaより)

 

ギャグ×シリアスの調和が素晴らしい良アニメ。

対テロ組織の秘密部隊に所属する主人公・相良宗介が、「ウィスパード」と呼ばれる特殊能力を持ったヒロイン・千鳥かなめの護衛任務に就く事になったところから物語は始まります。

「もはやジャンルが何かわからない」というのが初めてフルメタを見た時の感想でした。面白おかしいラブコメが繰り広げられたと思ったら、次の回は人が死にまくる鬱展開だったりと、とにかく何でもありな作品。

ただ、だからと言って決して支離滅裂に終わるというわけではなく、全体としてはそれなりにバランスが取れているので特に問題無く見る事ができるはず。

構成としては、1期=ギャグ・シリアス半々、2期=全編ギャグ、3期=ややシリアス多め、4期=全編シリアスといった感じになっています。後半になるにつれてシリアスさが増していくので、心の準備をしておかないと少し辛くなるかも。

 

2期「フルメタルパニック?ふもっふ」に関しては完全にギャグ一色でストーリーの本筋とはほぼ関係無いので、ぶっちゃけ見なくても問題ありません。。ただ、ギャグアニメとしてのクオリティはかなり高いので、時間があればぜひ見て欲しいです。

幼い頃から傭兵として戦いに身を投じてきた主人公と普通の高校生たちの間のカルチャーギャップがとにかく笑えます。常人ではあり得ない行動ばかりを取る姿には見ているこちらも声を出してツッコみたくなってしまうでしょう。

笑いあり、涙ありと、あらゆる要素を詰め込んだ贅沢なアニメなので、誰が見ても楽しめると思います。ロボットアニメがあまり得意でないという方にもおすすめしたいです。

第13位:とらドラ!

2008年全25話青春学園ラブコメ

あらすじを読む
父親譲りの目つきの鋭さのため、ヤンキーに見られてしまうことを気にしている高須竜児は、高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨や、親友である北村祐作と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須はヤンキー」という誤解を、また最初から解かねばならないことが憂鬱であったが、実乃梨の親友で誰彼かまわず噛み付く「手乗りタイガー」こと逢坂大河との出会いにより、意外に早くその誤解は解かれることとなる。

 

もう何度見直したか思い出せないくらいの名作ラブコメ。「とらドラ!」というタイトルはヒロイン・逢坂大河のあだ名「手乗りタイガー」(とら)と、主人公・高須竜児の「竜」(ドラゴン)に由来します。

主人公とヒロインにはもともとは別々に好きな人がいて、その恋を叶えるために都合良くお互いを利用し合おうぜという形で手を組んだものの、気付けば互いの事を好きになってしまっていたという、ありがちといえばありがちなお話。

そのシナリオ展開自体は容易に想像できるものの、非常にテンポの良い掛け合いが続くので見てて飽きないです。

 

注目なのが、前半と後半で全体的な雰囲気がガラリと変わるという点。序盤の頃はどちらというとコメディ的な要素が強いのですが、中盤から終盤にかけていきなりシリアスな展開が多くなるので、初見の場合は戸惑うかもしれません。

ドロドロした描写で定評のあるで脚本家・岡田麿里が携わっているという事もあり、特に女性キャラクター同士のケンカシーンはかなり怖いです。

 

最初は天使みたいに可愛かった櫛枝実乃梨がラスト直前でブチ切れるシーンは今でもトラウマになっています。

第12位:Tari Tari

2012年全13話青春合唱

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白浜坂高校の声楽部に所属する宮本来夏は、ピアノ担当の上野みどりの譜面捲りを担当していた。前々から歌を歌いたいと希望していた来夏の思いを察したみどりは、顧問である教頭に一度言ってみたらと来夏に問いかける。しかし、来夏は教頭から去年の発表会での失敗を指摘されたうえに「音楽の才能は無いから諦めなさい」と断られたことに憤り、声楽部を退部して新たに合唱部を作ることを決意する。 (Wikipediaより)

 

とある高校の合唱部の物語。江の島が舞台となっていて、風景描写が非常に魅力的。音楽がテーマという事もあり、ところどころで入るミュージックが心地良いです。とにかく青春を感じさせられる作品で、見終わった後は「こんな高校生活送りたかったな…」と死にたくなります。

どちらかと言えば日常系ではあるものの、ストーリーのテンポが非常に良いため途中で飽きてしまう事は無いでしょう。

 

序盤はやや退屈ですが、中盤以降はややシリアスな展開が待っているので注目して欲しいです。特にヒロインの1人である坂井和奏が「母親の死」というトラウマを乗り越えていく様は素直に泣けます。

 

あと、個人的にはヒロインの1人である沖田紗羽がツボ。巨乳でスタイルが良く、声も素晴らしい(CV:早見沙織)。正直、この子目当てでアニメを見ていたといっても過言ではないレベルです。

 

作画良し、音楽良しと全体的に爽やかな雰囲気なので、万人におすすめしたいアニメ。あまりこういった類のランキングには入っていないが、普通に名作だと思います。

第11位:SHIROBAKO

2014年全24話アニメ業界群像劇

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上山高校アニメーション同好会の宮森あおい、安原絵麻、坂木しずか、藤堂美沙、今井みどりの5人は、いつかもう一度、共に商業アニメーションを作ろうと「ドーナツの誓い」を立てた。 その2年半後、アニメーション制作会社「武蔵野アニメーション」に就職したあおいは、同社7年ぶりとなる元請け作品『えくそだすっ!』に制作進行として携わることとなり、忙しい日々を過ごしていた。しかし、慣れてきた仕事に慢心するあおいを嘲笑うかのように、次々トラブルが発生する。足りない原画、過労で倒れるスタッフ、こだわりから仕事を増やす監督、社内で対立する2D班と3D班、上がってこない絵コンテ、抜けていくスタッフ。それらのトラブルと向き合いながら、あおいは多くの仲間、先輩に助けられながら、様々な人と出会い、成長していくのだった。 (Wikipediaより)

 

とある架空のアニメ制作会社の物語。タイトルの「SHIROBAKO(白箱)」とは、ひとつの作品が完成した際、関係者が最初に手にするビデオテープ(もしくはDVD)の事を指す業界用語です。本作では、そんな白箱の完成を目指して日々奮闘するアニメ業界の日常が描かれています。

一見華々しく見える業界も、裏では常に納期ギリギリの勝負を繰り広げていたりと、アニメ制作の裏側がわかって面白いです。いつも自分たちが楽しんでいるアニメはこうやって作られているのだと思うと、本当にご苦労様と言わんばかり。

お仕事系アニメという事で、登場人物がとにかく多く、一度見ただけでは正直誰が誰だか良くわからないかもしれません。ただ、それでも物語を通して見るとしっかり感動できるので、それだけ脚本やキャラ設定の完成度が高い証拠かなと。「名前は思い出せないけど、良い事言ってるヤツが居たな…」そんなキャラクターがたくさんいます。

 

毎回常にギリギリの展開が続くため、劇中でアニメ作品が完成した時は視聴者のこちらもホッと胸を撫で下ろしてしまいそうになります。特に、第23話はアニメ史上に残る神回とも呼ばれているのでぜひ見て欲しいです。

 

本当はもっと上位に入れたいのですが、ある程度アニメに詳しくないと意味がわからないパロディネタなどが非常に多く、決して万人受けはしないと判断したのでやや順位を下げました。

第10位:凪のあすから

2013年全26話恋愛ファンタジー

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かつて全ての人間たちが海の中で普通に呼吸し、生活を営んでいた世界があった。だが、ある時を境として陸に上がって生きる人たちも現れ、やがて人の世界は海と陸に分かれた。 先島光、向井戸まなか、比良平ちさき、伊佐木要ら4人の少年少女は、海の世界の村落・汐鹿生(しおししお)で昔からいつも仲良く暮らしていた。そんな中、汐鹿生の学校が廃校になったため、光たちは陸の世界に上がり、鴛大師(おしおおし)の学校へ通うようになる。鴛大師の少年・木原紡との出会いや、鴛大師で古くから伝わる神事・おふねひきを実現させたい光たちの思い、光の姉のあかりが陸の人間である潮留至と恋仲であったことなど様々なことを経て、光たちは陸と海の人間の間にある溝と真剣に向き合うようになっていく。 (Wikipediaより)

 

海に住む人々と陸に住む人々に分かれた世界の物語。ややファンタジー的な要素もありますが、そこまでガッツリとシナリオに絡んでくるわけではなく、どちらかと言えば恋愛系の色が強いです。

作画、音楽どちらも素晴らしく、とにかく美しいアニメ。OPやEDも良曲が多いので、飛ばす事ができずについ見てしまう人も多いと思います。

 

爽やかな画風に対し、シナリオは昼ドラさながらのドロドロ展開というのが一番の見どころ。非常に複雑に絡み合った恋愛模様で、登場人物全員違う方向を見ているのがまたもどかしく感じます。「いや、お前ここでそれを言うか!?」みたいな急展開もあって面白いです。

最終的にどこがくっつくのか、想像しながら見る事をおすすめします。とにかくキャラクターの心理描写が細かく、見ている側も考えさせられる事が多いです。

ちなみに、物語の構成は1部と2部(5年後)に分かれており、14話目を境に雰囲気がガラリと変わります。5年という月日が流れる事で、それぞれのキャラクターが急成長するため、話がどう動いていくのかに注目して欲しいです。

第9位:ひぐらしのなく頃に

2006年~全50話(1期~2期)ホラーミステリーダークファンタジー

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本作品は人口2000人に満たない寂れた架空の村落、雛見沢村を舞台に、村にまつわる古い因習「綿流し」を軸にして起こる連続怪死・失踪事件を扱った連作式のミステリーである。読者に謎を提示する「出題編」4編と、事件の真相と謎に対する解答、つまり、事件の惨劇を回避するために人々は何をすべきだったのかが明らかになる「解答編」4編とで本編が構成される。

 

ホラー系と言えばコレでしょ!と言えるくらい有名な作品。友人などに「ひぐらし見た事ある?」と聞くと大抵「グロそうだから見たくない」といった返事が返ってきますが、正直その言葉で片づけてしまうのはあまりにも勿体無い名作です。

「雛見沢」と呼ばれる人口2000人にも満たない滑空の村で次々と起こる怪奇事件の謎を追っていくミステリーアニメなのですが、キャラクターデザインはどちらかというと萌えに寄ったものとなっているギャップが面白い。

 

村という閉鎖的な空間の中、一見可愛らしいキャラが突然凶行に及んだり、狂っていく様は非常に見応えがあります。幽霊も怖いけど、結局一番怖いのは人間なんだなって。もちろん、そのおかしな行動にはちゃんと意味や理由があるので、各登場人物の心理描写などもしっかり注目して欲しいなと。

 

なお、物語の展開は「○○編」「△△編」「□□編」といった感じにいくつか分かれており、それぞれパラレルワールドという設定なので注意。各編が終了するごとにその世界での出来事は完結し、次の世界に移行していくイメージで、また新たな話が始まったと考えると頭の中が整理しやすいでしょう。

これをあらかじめ理解しておかないと、意味不明なストーリーの流れにテンパると思います。自分も最初に何の予備知識も無く見た時は「え、何でこのキャラさっき死んだのにまた出てきてるの?」とワケがわからなくなった記憶があります。

それぞれの編で起きた出来事は最終的に一本の線に結び付き、ようやく全ての謎が解ける事になるわけですが、そこへたどり着くまでの過程が少し難しいので覚悟が必要です。たとえ頭に?が浮かんでも粘り強く見続ける気概を持ちましょう。

その代わり、最後に点と点がつながった時の感動は保証します。

第8位:新世界より

2012年全25話SFホラー

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1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。 注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。 禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。

 

ミステリー作家として有名な貴志祐介の小説「新世界より」を原作にしたアニメ。舞台は1000年後の日本で、そこでは「呪力」という、いわば超能力を使う人間たちが「バケネズミ」と呼ばれる生物を使役しながら暮らしていました。物語の中心となるのは、架空の集落「神栖66町」住む5人の少年少女たち。平凡な暮らしをしていた彼らですが、ある事をキッカケに、知ってはいけないとされる情報を知ってしまいます。禁断の知識を得た彼らは、今まで当たり前だと思っていた平和が実は仮初めのものだった事に気付いていくというお話。

 

非常に細かい部分まで作り込まれた設定が魅力的な作品で、正直良くこの話をアニメに落とし込めたなと思います。実際、原作を読んだ人からするとまだまだ説明不足の部分もあるとか。

 

1000年後の未来なのに、なぜか古風な感じの世界観にも注目。これにもしっかりとした理由がある事が物語中では明かされます。

 

著名ミステリー作家の小説が原作という事で、全体的に不気味感の漂うシナリオ展開が個人的に刺さりました。難解な単語が飛び交うため、わかりにくい部分もあるが、それが逆にワクワク感を誘ったりもします。

 

終盤はホラー的な要素もかなりあり、手に汗握る展開が続くので必見。結構な頻度でキャラクターが死んでいくので、シリアスな展開が好きという方は楽しめると思います。

 

第7位:花咲くいろは

2011年全26話青春

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東京育ちの女子高校生・松前緒花は、ある日、母の皐月に借金を作った恋人と夜逃げすると言われる。緒花は皐月に渡された住所を頼りに石川県の湯乃鷺温泉街にある旅館の喜翆荘(きっすいそう)に身を寄せる。喜翆荘の女将で祖母の四十万スイは、孫の緒花に旅館で働くよう言いつける。緒花は住み込みのアルバイトの仲居見習いとして働きながら学校に通うことになる。

 

落ち込んだ時に見たいアニメNo.1。主人公の松前緒花が、親の都合で突然田舎の旅館「喜翆荘」に住み込みで働く事になるところから物語は始まります。

 

いわゆるお仕事系アニメで、何度失敗しても前向きに働こうとする主人公を見ていると元気がもらえます。

 

同じ旅館で働く他のヒロインも魅力的で、クールビューティ系の鶴来民子(画像上)、おっとり巨乳系の押水菜子(画像下)といった感じで上手く住み分けできているため、幅広いニーズに応える事ができています。

 

田舎の小さな旅館が舞台という事もあり、特別何か大きな事件などが起こるわけではないのだが、些細な出来事の中にもしっかりと人間ドラマが生まれ、見ていて幸せになれる作品ですね。

全26話と日常系にしてはやや長めですが、キャラが皆とんでもなく可愛いので飽きずに見れるはず。

 

第6位:シュタインズ・ゲート

2011年~全24話SFタイムリープ

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秋葉原を拠点とする小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーを務める大学生の岡部倫太郎は、研究所のメンバー(ラボメン)の橋田至や幼馴染でもある椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。 2010年7月28日、岡部はまゆりと共に向かった講義会場で天才少女の牧瀬紅莉栖と出会うが、ラジ館の8階奥では血溜まりに倒れている紅莉栖を目撃し、そのことを橋田へ携帯メールで報告する。その直後、めまいに襲われた岡部が我に返ると、ラジ館屋上には人工衛星らしきものが墜落しており、周辺は警察によって封鎖されていた。先ほど送信したはずのメールはなぜか1週間前の日付で受信されており、周囲が話すここ最近の出来事と岡部の記憶の間には、齟齬が起こっていた。 橋田や紅莉栖の検証の結果、発明品である「電話レンジ(仮)」が、携帯メールを過去へ送るタイムマシンとしての機能を備えていたことが判明する。「Dメール」と名付けたそれを過去に送信するたびに、「世界線の移動」と呼ばれる現象が発生してメールのメッセージ内容に影響を受けた人々の過去が改変されるが、なぜか岡部の記憶だけはそのままであった。 岡部たちは電話レンジの改良を進めながら、ラボメンたちを実験台にして試行錯誤を繰り返す。Dメール実験の対象者は変えたい過去をそれぞれ隠し持っており、事実上の過去改変が次々に行われる。しかし、これらの改変は一見ささいなものでも、バタフライ効果の影響で予想外に大規模な影響を周囲にもたらしていた。 さらに、橋田と紅莉栖は電話レンジの機能を拡張してSERNのLHC(大型ハドロン衝突型加速器)へ接続することにより、人の記憶を過去の自分に届けるタイムリープマシンを完成させる。これが原因で、岡部らはタイムマシンの秘密を狙う本物の秘密組織に、命を狙われることになる。

 

タイムリープ系のアニメと言えば真っ先に名前が挙がるであろう作品。ある日突然タイムマシンを完成させてしまった主人公一行(ラボメン)が謎の秘密組織に命を狙われていくというお話です。

序盤から中盤にかけては主に伏線を張るために物語が進行していくため、ある程度SFに詳しくないと意味のわからない単語のオンパレードで退屈に感じるかもしれませんが、終盤にかけての勢いが凄く、急に面白くなっていくので我慢して見てください。

 

最初は中二病キャラ全開でイライラ鬱陶しく思える主人公・岡部倫太郎も中盤以降は事態の深刻さに気付き本気を出すのでご安心を。

絶望的な未来を変えるべく、何度も何度もタイプリープを繰り返すも、「今度こそ上手くいったか!?」と思った瞬間にまた裏切られたりする事もザラなので、最後まで油断できないハラハラ展開がたまりません。

 

登場キャラクターも魅力的な人物ばかり。最初は地味に見える人物が実は大きなカギを握っていたりするため、わき役だと決めつけずに注意して見てみると面白いかもしれません。

 

ヒロインである牧瀬紅莉栖の可愛さにも注目。設定上はとんでもない天才少女なのですが、実は重度のねらー(現実で言う2ちゃんねらー)だったり、テンプレすぎるツンデレ具合だったり何かと隙が多くて良いキャラしてます。

最初は主人公と衝突してばかりの彼女が次第に打ち解けていく様は非常に見もので、ついニヤニヤしてしまう事間違いなしです。

第5位:Fate/Zero

2011年全25話ファンタジーバトルロワイヤル

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日本の地方都市・冬木市では、7人の魔術師マスターが、伝説上の人物(英霊)をサーヴァントとして召喚して相争う「聖杯戦争」を繰り返してきた。聖杯には、戦いの勝者の願望を叶える万能の力があるとされ、これまで三度の聖杯戦争が行われてきたが、聖杯の力を行使できた者はなかった。 1990年代のある年の秋。主人公・衛宮切嗣は、名家アインツベルンの委嘱を受け、セイバーのサーヴァントを召喚し、妻のアイリスフィール・フォン・アインツベルン、従者の久宇舞弥とともに四度目の聖杯戦争に身を投じる。切嗣は聖杯の万能の力によって世界平和を実現するため、非情に徹する覚悟で臨む。

 

伝説上の人物(英霊)をサーヴァント(召使い)として駆使し、全ての願いを叶えてくれるとされる聖杯を手に入れるために7人の魔術師が競い合うといういうバトルロワイヤル形式のアニメ。

アーサー王、ギルガメッシュ、イスカンダル大王など誰もが一度は耳にした事があろう英雄同士のバトルは迫力満点です。

シナリオの重厚さもさることながら、とにかく作画がヤバい。一話一話丁寧に作り込まれていて、まるで映画を見ているかのような気分が味わえます。とても10年近く前の作品とは思えないくらいのクオリティを誇るので注目して欲しいです。

 

また、敵味方問わず捨て駒と呼べる登場人物が一人もいないという点も非常に素晴らしいです。どんなアニメにも大抵「何のために出てきたの?」といったキャラクターがいるものですが、「Fate/Zero」に関しては本当にそんなヤツは見当たりません。悪そうに見える人物も、実は人間臭いところがあって憎めなかったりするのが面白い。

 

Fateシリーズは他にもいくつかアニメ作品がありますが、特につながりがあるわけではないため、これ単品で見ても全然OKです。一応、「Fate/stay night」の前日談という位置づけにはなっていますが、そちらを見ていなくても物語を理解する事は可能。全体的に完成度がものすごく高いので、Fateシリーズへの入門編としてもおすすめします。

第4位:魔法少女まどか☆マギカ

2011年全12話魔法少女ダークファンタジーSF

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願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。本作はすでに類型が確立している魔法少女ものというジャンルに新たな切り口を導入することを意図した作品であり[4]、題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い[2]。「マギカ (Magica)」は、「魔法の」を意味する形容詞「magicus」の女性形。

 

「魔法少女」というタイトルからは想像もつかないほど鬱なシナリオが続く作品。登場キャラクターがバンバン死んでいきます。アニメオリジナルという事で原作が無く、先が読めない展開にリアルタイムで見ていた自分は毎度度肝を抜かされました。

 

序盤こそ魔法少女ものにありがちな日常系を匂わせる緩めの内容になっていますが、実はそれはミスリード。ある事をキッカケに一気にダークな雰囲気へと変わり視聴者を驚かせます。

とりあえず3話目までは黙って見て欲しいです。良くネットで「マミる」という言葉が使われている理由がそこでわかるでしょう。

 

あと、キュゥべえのクソっぷりが個人的にはツボ。良くある主人公のパートナー的な位置づけのキャラクターなのですが、とにかく理解不能な言動が多いです。可愛らしい見た目からは想像もできないようなクズ発言も。

もっとも、それにはちゃんとした理由があるので、その辺も含めて色々考えながら見ていくと楽しいと思います。

 

普通のアニメとは明らかに何かが違うので、ちょっと変わった作品にチャレンジしてみたいという方におすすめ。逆に、可愛い女の子がキャッキャウフフしているだけのアニメが見たいという方は回れ右した方が良いかもしれません。

第3位:サイコパス

2012年~全33話(1期~2期)SFアクションサスペンス近未来

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舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。 その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。 そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行っていた [12] 。 本作品は、このような時代背景の中で働く公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く。

 

人々の潜在的な犯罪意識を数値で表す「犯罪係数(サイコパス)」が目に見えるようになった近未来が舞台。このサイコパスにより、一体誰が危険な人物かを判断しやすくなった世界で、刑事である主人公たちが凶悪犯を捕えるために日々奮闘していきます。

人生の全てをサイコパスが決めてくれる、システムにより完全に支配された管理社会。それはある意味合理的で理想的と呼べるのかもしれませんが、「果たして本当にそれで良いのか?」「そこに自分という存在はあるのか?」と疑問を投げかけてくれる作品です。AIの発展が著しい現代社会において、現実にも起こり得そうな未来像であるため、色々と考えさせられる部分が多いですね。

 

SF、サスペンス、アクションといった多くの要素を含んでおり、推理パートからアクションパートへの切り替えが迫力満点で素晴らしいです。

 

敵となるキャラクターも魅力的な人物ばかりで、特に1期に登場する「槙島聖護」はカリスマ性抜群。ケンカ超強い、天才的な頭脳、おまけにイケメンとチート的なスペックを誇ります。あとCVが櫻井孝宏さんなのでイケボ。

凶悪犯罪者であるものの、彼には彼なりの苦悩や正義があり、単純に憎む事ができないのも本作の見どころの一つだと思います。

 

あと個人的に好きなのが、ヒロインである常守朱の成長ぶり。物語の序盤と終盤ではもはや別人レベルで成長していきます。

 

作画の違いでそう見えている部分も多少はありますが、実際に見てみても本当に別人と思いたいくらい心身ともに強くなっていくので、ぜひとも注目して欲しい部分です。

 

第2位:コードギアス 反逆のルルーシュ

2006年~全50話(1期~2期)SFロボットダークファンタジー

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現実とは異なる歴史を辿った架空の世界において、世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し、一人の少年が野望を抱き戦いを起こす物語である。舞台は、神聖ブリタニア帝国の植民地とされ、呼称が「日本」から「エリア11」に、「日本人」から「イレヴン」と変わった近未来の日本となっている。 主人公であるルルーシュは、母の復讐と妹の未来のため、いかなる手段を使っても帝国への反逆を遂行する。

 

純粋なシナリオの面白さだけで言えば、間違いなくアニメ史上ナンバーワンであろう作品です。ある日突然、「ギアス」と呼ばれる不思議な力を手に入れた主人公ルルーシュが強大な敵に立ち向かっていくという話なのですが、こいつがまたとんでもなく天才なヤツで、見ていて毎回ビックリさせられます。

 

どんなに窮地に立たされても、ギアスを駆使して最後にはどんでん返しにしてしまうその姿はまさにカリスマ。

 

1話ごとの区切り方が絶妙で、とにかく次回が気になってしまいます。「あともう1話だけ…」といった感じでズルズルと見入ってしまい、気が付けば朝なんて事もザラにあるのでご注意を。序盤~中盤~終盤と全てにおいて隙が無く、目まぐるしく展開が続いていきます。特に、誰もが予測不可能だったであろう衝撃のラストシーンは必見です。

 

基本的にはシリアスな展開が続きますが、随所でちょっとしたギャグシーンなども見られ、非常にテンポが良い作品に仕上がっています。時折ある学園パートが個人的にはお気に入り。戦場ではいつも完璧に振る舞うルルーシュですが、学園の仲間と触れ合う時に見せる本来の優しさとのギャップが良いです。

第1位:新世紀エヴァンゲリオン

1995年~全26話SFロボット

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大災害「セカンドインパクト」が起きた世界(2015年)を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。

 

3人の少年少女がエヴァンゲリオン(巨大汎用人型決戦兵器)に乗り込み「使途」と呼ばれる謎の敵に立ち向かっていくという話。言わずとしれた大人気アニメで、筆者をオタクの道に引きずり込んだ張本人ともいえる存在です。

 

良くある王道ロボットアニメかと思いきや、キリスト教などの宗教や神話にまつわる用語も多数登場し、独特で神秘的な雰囲気が漂います。難解すぎるストーリー展開が話題を呼び、放映当時は社会現象にもなったほど。

正直、常人からすると一度見ただけでは何が何だか分かりません。しかし、それがかえって作品の奥深さを生み出しており、常に考察の余地を残してくれる点が大きな魅力と言えますね。

僕自身、すでに通算で10回以上は繰り返し見ていますが、それでもいまだに良くわからない点は多いです。そのたびに考察サイトなどを見るのですが、それが至福の時間になっています。

 

登場人物は皆、一癖も二癖もありますが魅力的なキャラクターばかり。中でもヒロインであるレイ(画像左)とアスカ(画像右)には注目です。見た目も性格も対照的な2人のどちらを好きになるかでその人の人となりがわかると言われています。

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