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この記事では、未経験からエンジニア転職に成功した僕が実際に面接で良く聞かれた質問やその回答例などについて取り上げていきたいと思います。

 

就職活動において絶対に避けて通る事はできないのが「面接」の存在ですよね。実際、僕も内定を獲得するまでに何社か選考を受けましたが、

 

  • カジュアル面接 → Webテスト → 技術試験 / 面接(最終)
  • カジュアル面接 → 1次面接 → 2次面接 → 3次面接(最終)
  • カジュアル面接 → 1次面接 → 技術試験 → 2次面接(最終)

 

といった具合に、場所によって形式は違えど必ずどこかしらで面接を受ける事になりました。中にはカジュアル面接を含め合計4回もの面接が行われたところもありますね。

 

特に未経験からエンジニアを目指す場合、技術力に関しては言うまでもありませんが、その他に人柄的な部分(「ちゃんと自分の頭で考えて動ける人間かどうか」など)も強く見られる傾向にあるはず。

 

たとえどんなに良質なポートフォリオを持参して技術力をアピールできたとしても、実際に喋ってみて「こいつヤバそうだな」と思われてしまったら全てが水の泡となってしまうので、面接対策も十分に行っておくべきでしょう。

面接で良く聞かれた質問

ここからは、実際に僕が面接で良く聞かれた質問を紹介していきます。

選考を受けた会社は合計7社程度という事で、それほどサンプル数が多いわけではありませんが、質問内容がかぶるところも多かったたため、おおむねどこも同じような質問をしているのではないかなと思います。

 

なお、もし「1次面接」「2次面接」など複数回に分かれている場合、それぞれ質問内容の傾向が異なる可能性も高いので個別に対策が必要になります。

1次面接編

1次面接においては、主に技術面に関する質問をされる事が多いです。

これまで学習してきた内容はもちろん、その会社が採用している技術についてもしっかり理解しているかどうかが問われるので、普段からアンテナを広く張りつつ情報収集を行う事が重要と言えるでしょう。

なぜ、このポートフォリオを作ろうと思ったのですか?

まず、会話の切り出しとして非常に良く聞かれたのがこの手の質問。持参したポートフォリオの作成意図ですね。

実際、ポートフォリオというのは過去に学習した内容の総まとめ的な位置付けになるため、その人の技術力について深堀りしていく上ではちょうど良い材料になるのかもしれません。

中にはポートフォリオについて一切触れてこない特殊な会社もありましたが、大体の場所ではまずこの話題から始まったので、自分のポートフォリオについてしっかりと説明できるようにしておいた方が良いです。

厳しい面接官だと「なぜそのgemを使っているんですか?」といった深い部分まで聞いてくるので、逐一その理由も考えておきましょう。

 

ちなみに、この質問に対して「就活のために作りました」「スクールの卒業課題だったので…」などとド直球に答えるのは絶対に止めましょう。

主体性の無い人間だと思われてしまいかねません。

 

仮に本音はそうであっても、この場は面接なので、なるべくそれっぽい回答をするのがベター。

たとえば、「普段から○○が好きで△△をしているのですが、その中で□□のような不便が生じるため、その解決方法としてこちらのポートフォリオを作成しました」といった感じで、何かしらのミッションや目的意識を掲げた上で作成理由を述べられると良いのではないかなと。

そもそもビジネスの本質は「悩み解決」でもあるため、必死に障害を切り抜けようと努力する姿勢をアピールする事が重要です。

なぜ、プログラミング言語としてRubyを選んだのですか?

これも結構な頻度で聞かれましたね。

ぶっちゃけた話、なぜそのプログラミング言語を選択したのかについて明確な理由を付けた上で説明できる人って少ないのではないでしょうか。

大体は、

  • 人気の言語だから
  • スクールのカリキュラムで決まっているから
  • インフルエンサーがおすすめしているから
  • 転職しやすそうだから

など、一見それっぽく聞こえるけども、面接という厳正な空気の中で言うには何だかなぁ…って感じのノリで選んでしまっていると思います。

 

事実、僕自身も最初は何となくRubyを選んでしまった人間なのであまり他人の事は言えないのですが、やはりそれっぽい回答をしっかり準備しなければなりません。

参考までに、実際に僕はこんな感じで答えました。

私がRubyを選んだのは、開発者が日本人(まつもとゆきひろ氏)という事からコミュニティも盛んであり、日本語でリーチできる情報が他の言語に比べて広いと考えたからです。

自分はプログラミングに関しては初心者という事もあり、実際に手を動かす中でエラーに遭遇する事が多々あります。そんな時、Rubyに関する事であれば日本語で検索しても多くの解決策が見つかるため、非常に助かっています。

もちろん、何もRubyだけに固執しているというわけではなく、その他の言語についても今後必要に応じて吸収していければなと考えております。

その時々において需要のある言語というのは移り変わっていくでしょうし、あくまで最初のキッカケがRubyであったというだけの話なので、その辺は柔軟に動いていきたいです。

 

Rubyを選んだ理由についてある程度の説得力を持たせた上で、その他の言語も幅広く学習していきたいという意欲を見せた感じですね。

特に怪訝な顔をされる事も無かったため、回答としてはこれくらいで十分ではないかなと。

 

いきなりこの質問をされると回答に困ると思いますが、何とかそれらしい理由を付けて説明しましょう。内容云々というよりは、急な質問に対してどう冷静に対応できるかが問われている気がしました。

普段どんな勉強してますか?

エンジニアとして生きていく以上、常に学び続ける必要があります。

転職もゴールではなくスタートです。入社した後も継続して勉強できる人でなければ会社側も採用したくはないでしょう。

特に自分のような未経験から挑戦する場合、キャッチアップしなければならない事は山のようにあるわけです。

その意味で、普段どのように勉強しているかについてはしっかりとアピールしていかなければなりません。

 

これに関しては人それぞれ回答は大きく異なるでしょうが、僕はこんな感じで答えました。

私は常にアウトプットを前提としたインプットを行うようにしています。実際にアプリを作ってみたり、学んだ事をブログやQuiitaで発信したり。

机の前でいつまでも長々と参考書を眺めているよりは、まずは手を動かして実戦で覚えていきたいというタイプですね。

確かに、インプット中心の学習は精神的に楽です。基本的に自分の脳内だけで完結するため、エラーに遭遇する事もありませんし、誰かにダメ出しされて落ち込む事もありません。

しかしながら、痛みの無いところに成長もありません。たとえ上手くいかなくても、必死にもがいた経験は強烈に印象として残り、問題解決能力を大幅に向上させてくれました。

特にプログラミング学習の場合、教材内の説明だけだと腑に落ちにくい部分も多く、実際に失敗する事で学んだ方が早い事もザラなので、今後も間違いを恐れずにガンガンアウトプットしていければなと思います。

 

特に「ブログやQuiitaでアウトプットしている」という点はどの面接においても高評価でしたね。

やっぱり、あえて言語化する事で見えてくるものって多いと思うんですよ。

自分でやる分には多少曖昧な感じでも何とかなりますが、それを他人にわかるように説明するとなると途端に難易度が上がったりします。

で、上手く噛み砕くためにもう一度調べ直したりする必要があるので、その分だけまた詳しくなるという好循環。

 

「他人に教える事こそが一番の勉強法」なんて言いますが、まさにそれです。

 

文章を書くとなると時間がかかりますし、面倒くささもあると思いますが、後の事を考えた場合はかなりの財産になるので、常日頃から積極的アウトプットしていく姿勢を身に着けられると良いですね。

今後学びたい技術は何ですか?

これについても自分の中でしっかりと回答を準備しておきましょう。

特にスタートアップやベンチャー系の企業の場合、「モノづくりが大好き」という社風のところも多いため、普段から技術に対してどれくらいの関心を持っているかというのは非常に材料視される部分だと思います。

 

何を学びたいかについては人それぞれでしょうが、これと言って無い場合はその会社が採用している技術に関して触れてみると良いかもしれません。

たとえば、募集ページを見ればほとんどの会社が「使用技術一覧」という形で情報を掲載しているはずです。

【使用技術】

開発言語:Ruby、PHP
サーバーサイドフレームワーク:Ruby on Rails、Laravel
フロントエンド:Vue.js
インフラ:AWS(ECS、Aurora、CloudWatch、S3)
データベース・データストア:MySQL、Redis、Elasticsearch、BigQuery
テスティングフレームワーク:Rspec
CI/CD:CircleCI
タスク管理:Backlog、Waffle.io
社内コミュニケーション:Slack、Trello

 

これと自分がこれまでに学習してきた内容を照らし合わせ、足りないと思う部分を挙げていけば良いのです。

 

ちなみに、僕だったらこんな感じで答えると思います。

私はこれまで、RubyおよびRuby on Railsを中心に学習を進めてきました。インフラにはAWSを使用し、Rspecでのテストも行い、CircleCiを用いたCI/CDも取り入れております。

しかし、データベース周りに関する知識がやや弱く、再度復習する必要があるなと感じました。実際、御社の使用技術一覧を拝見したところ、データベースをいじる機会も多そうなので、もしご縁があった場合、特にElasticsearchやBigQueryなどは早めに習得していきたいです。

また、Vue.jsなども個人的に学習したいと思っている分野なので、近いうちに教材を購入して学習を始めます。

 

事前にその会社が使っている技術を調べ上げ、それらに対してキャッチアップしようとする姿勢を見せる事で、「この人なら未経験でもすぐに成長してくれそう」と思わせる事が重要かなと。

もちろん、口だけではダメなので、仮に入社が決まった場合は必死に努力しましょう。

○○(技術名)を使った事はありますか?

より細かい内容としては、「○○を使った事はありますか?」「△△を知ってますか?」という質問も結構されます。

この辺についてはこれと言って対策方法が無いため、普段からアンテナを広げて良く勉強しておくべきとしか言えませんね。

どのレベルまで聞かれるかは人それぞれでしょうが、自分のポートフォリオに導入している技術について今一度見直したり、その会社が使っている技術についてザっと調べておけば何とか対応できるのではないかなと。

 

参考までに、僕が実際された質問はこんな感じです。

  • MySQLの操作はできますか?
  • Rspecでテストを書けますか?
  • Git-flowに沿った開発はできますか?
  • Dockerを使った事はありますか?
  • CI/CDって知ってますか?
  • AWSでデプロイまで持っていく事はできますか?
  • Cookieやセッションについて説明できますか?
  • Webサーバーとアプリケーションサーバーの違いがわかりますか?
  • XSSとCSRFの対処法について知っている事はありますか?

 

結構深い部分まで聞かれる事が多いので、いわゆる「モダン」な技術に関してはしっかり勉強しておいた方が良いと思います。

特に「Rcpec」「Git-flow」「Docker」「CI/CD」「AWS」といった部分まで手が伸ばせている初心者は全体で見た場合にそこまで居ない気がするので、この辺の質問に対して自信を持って答える事ができればそれだけで好印象を与える事ができるはずです。

 

「Cookie」「セッション」「Webサーバー」「アプリケーションサーバー」「XSS」「CSRF」といったWeb技術に関する部分については、別途で専門書を一冊読んでおく事をおすすめします。

 

「この一冊で全部わかるWeb技術の基本」

 

僕的にはこの本がわかりやすかったです。

2次面接編

2次面接においては、その人の経歴について触れられるほか、性格的な部分について問われる事が多い印象です。なので、この辺については人によって質問内容は大きく異なるかもしれません。

あくまで僕の場合に限った内容なので、もしかするとあまり参考にならないかもしれませんが、こんな事も聞かれるんだとネタ半分に読んでもらえればと思います。

 

一応、参考までに僕のスペックを軽く紹介。

  • 27歳(1992年生まれ)
  • 学歴はそこそこ(MARCH以上の私立文系)
  • 職歴無し(学生時代に始めたアフィリエイトや投資が上手くいったので、就活はせずに個人人業主として数年間活動)
  • 地頭は特別良いわけではない(ただし努力量に関しては人並外れた自信あり)

 

自分で言うのもアレですが、割と特殊な経歴です。

学生時代に興味本位でアフィリエイトを開始したのですが、たまたま上手くいったため、その道で生きていこうと思い個人事業主として独立。周りが就活に明け暮れて大企業へと進む中、一人だけマイペースに生活してました。

あと、アフィリエイトの他にも株、FX、仮想通貨など儲かりそうなものには一通り手を出してましたね。

 

良くも悪くも「リスクテイカー」といった感じで、行き当たりばったりの不安定な生活を送っていたわけです。

エンジニアを目指すようになったのは、30歳を目前に控えた事でそろそろ真面目に将来を考えなければいけないなと感じたから。

社会人としての経験が一切無しという事で、正直ビビりまくっていたわけですが、案の定鋭い質問が多く飛んでくる2次面接でした。

自己紹介をお願いします

これについてはわざわざ説明する必要も無いでしょう。細かい部分については後の質問で深く追求されるはずなので、これまでの経歴だったりを1分以内で簡潔に話せば良いと思います。

あなたの強み・弱みを教えてください

これも定番ですね。自分の思うところを正直に話しましょう。

失敗する事に対してどう思いますか?

ベンチャー系の企業を中心に受けていた事もあり、失敗談などに関する質問は結構されましたね。

ただ単に「こんな失敗をしました」と話すだけでは弱いので、そこからどう学んだのか、どう立ち直ったのかまでしっかりと伝える必要があります。

 

ちなみに僕はこんな感じで答えました。

自分はいわゆる「天才」と呼ばれる人間ではないので、何かに挑戦する時は失敗からスタートする事が圧倒的に多いです。実際、これまでずっとそうでした。

ただ、何事も「どう捉えるか」が重要だと考えており、失敗も見方次第ではプラスの方向へ持っていけると信じています。

たとえば、私の場合、重要な局面における失敗は極力回避できるように努めますが、それまでの過程で生じる小さな失敗はほとんど気になりません。 むしろ「成功しない方法がまた一つ見つかった」と前向きに考えるようにしています。

失敗を恐れない精神は一長一短あると思いますが、強い行動力の源になっているという点では非常に助かっているので、今後もこの姿勢を貫きたいです。

 

企業側も、別に失敗した内容について詳しく知りたいわけではないと思うので、それよりはマインド的な部分について強調していった方が良いです。

リーダーシップを持って仕事をした経験を教えてください

これはどこの企業へ行っても大体聞かれましたね。やはり組織の中で仕事をする以上、他人とどう関わるかというのは非常に気になる部分なのかも。

僕は個人事業主として1人で仕事をしている事が多かったため、この辺についてはあまり納得のいく答えを話す事ができず苦し紛れに学生時代のアルバイトについて話す結果となってしまいましたが、これまでに会社という枠組みの中で働いた事のある方は具体的なエピソードを用意しておきましょう。

どんな時に仕事を頑張ろうと思いますか?

これもちょいちょい聞かれました。何が仕事のモチベーションになっているのか、具体的に話すのは割と難易度高めですが、あまり飾らず正直に答えても良いと思います。

将来のキャリアビジョンについて教えてください

これも当たり前に聞かれます。「キャリアビジョンって一体何やねん…」といった感じですが、将来どうなりたいのかについては企業側も把握しておきたい部分だと思うので、なるべく凝った内容を話しましょう。

 

ちなみに僕はこんな感じで答えました。

短期的な目標と長期的な目標の二つがあります。

まず短期的な目標としては、とにかく業務に必要な技術に対するキャッチアップ。 自分は未経験からの挑戦という事もあり、仮に入社出来た場合は覚えなければならない事が山積みです。 もちろん、それら全てを誰かに逐一教わるという事が現実的に難しい事は重々承知しているので、自力で解決していく能力を養っていきたいです。

次に、長期的な目標としては、自社ならではのプラットフォームを拡大していきたいと考えています。 現状、○○さんの事業としては△△に依存する部分が大きいと認識していますが、将来的にはより広い領域にまで足を伸ばす事ができるのではないかなというのが個人的な意見です。

この課題に取り組めるのは、ほかならぬエンジニア部だと思うので、どんどん勉強し、ゆくゆくはそういった大きなプロジェクトへ参画できるように頑張りたいです。

 

具体的であればあるほど良いと思います。

転職活動に関して現在の状況を教えてください

今現在、他に受けている企業はありますか?的な質問ですね。これも聞かれるところは聞かれます。

嘘をついても仕方がないと思うので、選考の状況や受けている企業の業種などについて伝えればOKです。

ただ、あまりにもジャンルがバラバラだったりすると「節操の無いヤツ」と思われてしまうかもしれないので、なぜその分野に注目しているのかなどについても補足して話せると印象は良くなるかなと。

今後、どうやって弊社の事業を成長させていけば良いと思いますか?

一社だけ、めちゃくちゃ意識の高い質問をされました。これについては各企業のIR情報などを隈なくチェックした上でどう改善すべきか考えるしかないので、本当に志望度の高いところは事前に良く分析しておきましょう。

まとめ

 

とまぁ、僕がエンジニア転職の面接において良く聞かれた質問はザっとこんな感じです。

実際は他にも重箱の隅をつつくような質問もあったのですが、全てを挙げるのはキリが無いですし、たまたま僕だから聞かれたような事もあるので今回は割愛させていただきます。

 

技術的な質問(1次面接)は会社によって結構独特だったりしますが、性格などを調べる質問(2次面接~)に関しては「2次面接 質問例」とかで検索して出たサイトを一通りチェックすれば大体はそこから出るはずです。

それ以外の質問は対策のしようがないので、その場のアドリブで乗り切りましょう(笑)

おそらく、企業も美しい回答が欲しいというよりは、不測の事態に対する対応力を見ているはずなので、落ち着いて考えれば何とかなるはず。

 

場数を踏むまでが大変な面接ですが、事前にある程度時間を設けてしっかり練習しておきましょう。

この記事があなたにとって少しでも幸いになれば幸いです。

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