本日の相場観

 

こんにちは、Shiroです。

来週の月曜日は労働感謝の日(レーバーデー)で米国が休場なんですね。3連休を前にした週末という事もあり、まぁそんなに動かないだろうなと思っていましたが、思いの外動いてビックリしました。

一言で言ってしまうならば、リスクオフ相場です。週の前半こそBrexit交渉だったりNAFTA交渉だったりの進展期待からリスクオンへと傾いていた市場ですが、昨日あたりからやや怪しくなってきましたね。木曜日・金曜日ともに円買い・ドル買いが強まりリスク回避の動きが広がってきた感じ。

懸念材料もちらほら出てきています。

 

まずはユーロ。前々からずっとくすぶっているイタリア政情不安がここに来てまた重しとなっています。

最近のイタリアは財政赤字に関する話題が焦点となっているわけですが、本日は政府高官から「必要ならばEUの財政規律であるGDP比3%の財政赤字の上限を超える可能性がある」といった発言が出た模様。

さらに大手格付け会社「フィッチ」によれば、イタリアの格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたとの事です。これによりイタリア国債は売られ、10年金利は上昇。いわゆる「悪い金利上昇」ですから、ユーロの重しになる事は間違いないでしょう。

(イタリアの格付け見通し「ネガティブ」に引き下げ-フィッチ)

あと、トランプ大統領から貿易に関する「口撃」が再開してきたのも気がかりですね。

トランプ米大統領:EU、中国とほぼ同じくらい悪い-次の標的と示唆

貿易に関しては少し前にEUのユンケル委員長と協議を行い、比較的友好的なムードで終えた事から一服したものとばかり思っていましたが、そんな事は無かったみたいです(笑)秋の中間選挙もそろそろなので、ここからまたカオスになっていくのかな…。

 

お次はカナダドル。週の前半、カナダのNAFTA再交渉に関して前向きといった報道が出てきた事で市場は期待していたわけですが、どうやら期限である8月31日までの間に合意できなかったみたいです。

米・カナダ、NAFTA交渉で合意持ち越し 5日に再び協議

カナダは米国の貿易相手としてはかなり大きなウェイトを占めていますから、これが上手くいかないとお互いにまずい事になりそうです。

 

その他、本日何か特別な材料が出たわけではないですが、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨は昨日発表された経済指標が軒並み軟調だった事や依然としてハト的な金融当局の姿勢によって弱含み。

 

週の前半に一旦強含んだ英ポンドはBrexit交渉が再び難航しそうな感じがして売りが優勢となっています。

英国離脱、合意なしのシナリオにも備える必要=バルニエEU交渉官

 

全体的に見ると、ポジティブなニュースがちらほら出てきてはいるものの、結局は揺り戻されて怪しくなるといった感じでやはりリスクを警戒して挑んだ方が良さそうな相場ですね。

リスクオフ相場に賭けるのが好きな自分としてはやりやすい環境になっています。

トルコ市場も帰ってきた事で再度加熱しそうな気もしますし、来週以降も注意しながら見ていきたいですね。

 

本日のトレード(+63,683円)

先日からしつこいくらいユーロドルを売っていたのですが、ようやく報われましたね。天井圏が売れているので含み益130pipsくらいになっています。

ドルに関してはあまりドル高が進み過ぎるとトランプ大統領が何か言ってきそうなのでとりあえず小まめに利食いをしていきたいスタンス。

合計10万通貨でエントリーしていましたが、ある程度下がったところで半分利食ってます。残りは来週以降ニュースを見ながら決めていきたいと思います。

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